
そしてどうせ転職するなら、今よりももっとホワイトな職場で働きたいと考えますよね。
私は社会人3年目で転職していますが、新卒で入った会社はブラックだったので次こそはまともな労働環境で働きたいと考えていました。
特に気になっていたのは、ホワイト企業の労働時間の相場はどれくらいなのかということ。
この記事では「ホワイト企業の労働時間・残業時間の基準となるライン」について、
私が転職活動中に色んな求人を見る中で発見したことを赤裸々にまとめてみました。
- ホワイト企業の労働時間の相場
- ホワイト企業の残業時間の相場
- ホワイト企業に入る方法
ぜひ最後までご覧ください。
目次
ホワイト企業の労働時間の基準は週45時間以内

結論から言うと、ホワイト企業の労働時間の基準は「週45時間以内」がラインになります。
引用:日経クロステックより
こちらの資料をご覧下さい。
グラフを見ると、ボリュームゾーンが「~50時間未満」という結果になっています。
全体の48.6%がここに分類されるわけですが、このラインよりも働いているということは間違いなくホワイトな労働環境ではないということが分かります。
正直なところ、週50時間も働くのは結構きついですよ。
1日換算すると約10時間も働くことになりますからね。
ここまで働くとなると残業もある意味強制になってくるので、定時上がりはほぼ出来ないかなと。
経験したことがあるので分かりますが、10時間も仕事したらプライベートの時間も取れません…。
また、全体の平均労働時間は「週45.4時間」となっています。
ということは、週に働く時間が45時間以内に収まっていれば平均よりも良い値ですし、まともなラインだと言えますね。
1日1時間くらいの残業ならそこまできつくはないですし、それぐらいの環境なら上手く調整すれば定時で変えることももちろん出来ますよ。
ホワイト企業かどうかとして見るなら、週の労働時間は45時間以内に収まっていることを確認すべきです。

ホワイト企業の残業時間の基準は月20時間以内

次に残業時間ですが、ホワイト企業の基準は「月20時間以内」です。
引用:OpenWorkより
こちらの資料によると、全体平均が月に47時間残業しているという結果になっています。
労働時間の話と少し被ってしまいますが、これも日に直すと1日当たり2時間以上は残業している形になるんですね。
月20~40時間の残業をしている人が「41.2%」ということで、全体のボリュームゾーンがここになります。
やはり、平均よりも良い値では無いとホワイト企業とは言えないと思うので、月20時間以内の残業で収まる環境なら問題ないと言えます。
実際のところ、入社して働いてみないことには分からない部分もあります。
例えば、普段は残業がほとんど無いけど、繁忙期は月40時間は普通に残業したりとか。
会社によって条件は異なるので、人によっては一概にホワイト企業とは言えないですが、
月20時間以内が最低ラインだと思って貰えるといいかなと。

残業20時間ってきついの?
人によるとは思いますが、月の残業が20時間ぐらいならそこまで苦にはならないかなと。
計算上は一日1時間くらいの残業になりますが、実際は定時で帰れることも多く、自分の調整次第って感じですね。
私が転職を決めた今の会社の求人には、月間平均残業20時間と書いてあったんですが、
実際に入ってみたら自由に働いている人が多くて驚きました。
- 毎日定時でサクッと帰る人
- のんびり残業している人
- 時短勤務をしている人
ただ1つ言えることは「残業が当たり前」ではないということ。
以前働いていた会社では残業するのが当たり前だったので、働き方に関する考え方が根本的に違うということが言えるかなと。
少し話が逸れましたが、20時間くらいなら自分でコントロールすれば働く時間は抑えられますよ。

固定残業代を働かなくても支給してくれるホワイト企業も!

残業したらその分の残業代が支給されますが、中にはあらかじめ固定残業代を設定している会社もあります。
特にweb関係の仕事なんかだと、スキルの差によって労働時間も人それぞれ変わるので、「みなし残業代」として固定しているケースが多いです。
しかし、みなし残業代が決まっているということは、それぐらいの時間は残業しないと仕事が終わらないパターンが多く、
結局、決まった時間以上に残業してしまう人も…。
ですが、ホワイト企業は実際に残業しなくても固定残業代が支給される会社もあるんです…!
残業してないのに残業代が出るって冷静に考えてめっちゃ得ですよね!
ちなみに私の会社は45時間分の固定残業代があらかじめ毎月の給料に入っていますが、実際は月に10時間も残業していません。
ということは、35時間分は少なくとも残業代がプラスして貰える計算なので普通にありがたいです。
また、私の友人の会社は毎月20時間分の固定残業代が支給されますが、毎日定時で上がっているそうです。
残業は1回もしたことが無いそうなので本当に羨ましい限りです…。
ホワイト企業の中でも、このようにラッキーなケースもあるのでめげずに探してみて下さい。

そもそも残業禁止のホワイト企業もある

また、残業をするという概念がないホワイト企業もあったりしますよ。
会社全体で残業を禁止しているところもあり、そういう職場だと定時上がりが当たり前になっています。
残業自体が無くなれば、
- 労働時間の短縮
- 仕事の生産性アップ
- プライベートの充実

残業が無ければ、仕事が終わった後のアフターファイブも思いっきり楽しめるし、仕事とプライベートの両立が実現できますよ。
極論ですが、残業があるかどうかは会社の方針によってほとんど決まります。
働き方について自分と価値観が合う会社を選んでいきたいですよね。

ホワイト企業を選ぶなら転職エージェントを使うのが1番効率が良い

ホワイト企業に転職して入るなら「転職エージェント」の理由はもはや必須です。
というのも転職サイトよりも求人の質が高く、社内の高い掲載基準によってブラック企業の求人を出さないような仕組みになっているからです。
自分でしっかり企業選定できるなら直接応募でも全然良いんですが、仕事をしながらの転職活動だと結構きついですよ。
今まさにブラック企業で働いている人だとまず、企業と直接やりとりする暇も無いでしょう。
あと、

みたいなことも100%ありません。
ここでは話が逸れるので詳しくは書きませんが、ビジネスモデル上あり得ないことだからです。
また、転職エージェントを利用するメリットは他にもあり、
- エージェント独自の非公開求人
- 面接の日程調整
- 書類・面接対策
- 自分の代わりに年収交渉
私ももちろん利用したことがありますが、友人も含めて大多数がエージェントを利用して転職しています。
逆に他の方法で転職する人は中々いないですよね、あるとすればツテか何かで裏ルート採用的な感じでしょうか。
それが使えるなら確実ですが、通常ルートなら転職エージェント一択ですね。
私が使った転職エージェントをまとめた紹介記事は
【20代向け】私が利用したおすすめ転職エージェント5社+αを紹介!【初めての転職活動】
になるので、ぜひこちらも読んでみて下さい。
全て体験談に基づいて書いているので必ず参考になるはずです。

まとめ:労働時間や残業の最低ラインをしっかり決めて転職活動すればホワイト企業に入れる!

ホワイト企業と言っても人それぞれ考え方は違いますが、1つ言えるのは平均よりも良ければ自分も納得出来るということ。
労働時間で言えば週45時間以内、残業時間は月20時間以内。
これを意識して求人を選ぶようにすれば選択肢も広がりますし、ホワイト企業に入りやすくなりますよ。
転職しようと思っても、またブラック企業に入ってしまうんじゃないかと考える人が多いと思います。
ですが、転職活動も適切な方法でしっかり取り組めば、今の会社よりも確実に良い会社に行けます。
これから転職する人はぜひ自信を持って取り組んでくださいね。
陰ながら応援しています。
ホワイト企業の残業時間ってどれくらいなのか基準が知りたい!