
人生の勝ち組と言われることもありますし、それなりに価値があることですよね。
特に自分がブラック企業に勤めていると、隣の芝生は青く見えるじゃないけど羨ましく感じる人は多いんじゃないでしょうか。
この記事では、
「ホワイト企業のメリットデメリットや本当に人生勝ち組なのか」
ブラック企業で3年消耗してからホワイト企業に転職した私の経験談から考察していきます。
今の会社に居続けるか悩んでいる人はぜひ最後までご覧ください。
今の会社を辞めるべきか否か判断出来ますよ。
目次
羨ましいと思うホワイト企業のメリット5つ

ホワイト企業が羨ましいと感じる部分は大きく分けて5つありまして、
私もホワイト企業に転職して凄く感じている部分です。
- プライベートを楽しめる
- 定時上がり・残業少ない
- 給料も比較的高い
- 女性も働きやすい
- 福利厚生が充実している
私も同じ気持ちだったので良く分かります…。
それでは1つずつ見ていきましょう。
プライベートを楽しめる
ホワイト企業は労働環境が整っているのでプライベートの時間を充実させることが出来ますよ。
休日に会社から電話が掛かってくることも無いですし、もちろん休日出勤もありません。
仕事の事を考えなくて良いので休日を心から楽しめるなと、私もホワイト企業に転職して感じています。
また、家庭持ちの人は家族の時間を大切にすることが出来るので、それもメリットの1つですね。
仕事とプライベートを切り離して考えられることがこんなに素晴らしいことなのかと毎日実感しています。

定時上がり・残業少ない
ホワイト企業は基本的に残業しなくても仕事が終わります。
8時間働いたらすぐ帰宅できるので、アフターも大切に出来るのが良いですよね。
友人と飲みに行けたり、家でのんびりテレビを見たり、副業の時間に充てたり。
人それぞれですが、3年間定時で上がれることが無かった私にとってはまさに天国のように思えてきますね…。
また、多少残業のある会社であっても月に20時間ぐらいなので、そこまで苦じゃないです。
ホワイト企業なら残業代もしっかり支給されますし、サービス残業させるようなこともしません。

給料も比較的高い
ホワイト企業は給料も比較的高い傾向にあって、
ブラック企業より仕事量も労働時間も少ないのに給料は高いみたいなことが起こります。
というのも、基本給が高めに設定されているので、大卒初年度から手取り25万ぐらい貰える場合もありますね。
あとはしっかり働いていればそれなりに昇給も狙えて今以上に給料も上がりますし、
不満を感じる人は少ないんじゃないでしょうか。
ブラック企業だと薄給激務なことは当たり前なので、比べてしまえば天と地の差はあります…。

女性も働きやすい
女性が働きやすいように労働環境を整えているホワイト企業は凄く多いです。
- 産休・育休取得率100%
- 時短勤務推奨
- 職場復帰後の適切なフォロー
会社を辞めなくても大丈夫なようにしてくれています。
また女性だけじゃなくて、男性の育休取得も推奨している会社が増えていて、
男女共に長く働けるような仕組みづくりに力を注いでいます。

福利厚生が充実している
ホワイト企業は福利厚生が充実している会社がとても多く、会社独自の制度もあったりします。
一般的に有名なものを挙げてみました。
- 家賃補助
- プレミアムフライデー
- 週休3日制度
- 持株優待特典
- 副業OK
長く働いてるとかなり差が生まれることもあり、例えば家賃補助を例に挙げると、
「月間3万円補助×12ヵ月=36万円」
家賃補助が0円の会社と比べたら、1か月分以上は年収に差が出る計算になりますよね。
目に見えない部分で得をするので、福利厚生は侮れないかなと。

羨ましいと思えないホワイト企業のデメリット

ホワイト企業の良い部分だけ目立っていますが、羨ましいと思えないようなデメリットも実はあったりします。
- 部署異動や転勤は避けられない
- 仕事内容が自分と合ってないと苦痛
- 必ずしも高給とは限らない
詳しく見ていきましょう。
部署異動や転勤は避けられない
部署異動がある会社はそれに従わないといけません。
採用の際に説明はあると思いますが、大半の会社は部署異動があるのが普通なので、
ホワイトだと思っていてもブラックな職場に異動になってしまうことも…。
また、大企業や総合職で入社した場合は全国転勤もあります。
転勤先はブラックだったみたいなこともあり得るので、
ホワイト企業であっても場所によっては全然違うみたいなことも起こります…。
これらは基本的に拒否できるものではありません。
ホワイト企業ならある程度は考慮してくれるかもしれませんが、それでも評価が落とされる可能性もあるので、
部署異動や全国転勤が起きても大丈夫かどうか自分で考えておく必要があります。
それは無理ということなら、次の会社はそういうのが無い会社を選ぶようにしましょう。

仕事内容が自分と合ってないと苦痛
「自分が思ってた仕事と全然違う…。」
特にこれが起きやすいのが新卒で大企業に総合職で入った場合。
会社の説明会で話を聞いていても、実際に配属された職場は想像してた仕事とは全然違うみたいなことは良くある話です。
ちなみに私に友人の話で、大企業に総合職で入社して営業をやると意気込んでいたんですが、
実際にはコールセンターに配属になって1年未満で辞めてしまったなんて話もありました。
いずれは部署異動もあったのかもしれませんがいつになるかは分かりませんし、
短期間で異動なんて早々ないので、会社に入る前に入念にチェックしておくことが大切です。
ホワイト企業であっても、自分のやりたい仕事が出来ないのはやっぱりきついのでよく考えておきましょう。

必ずしも高給とは限らない
ホワイト企業は高給取りみたいなイメージがあったりもしますが、実際はそんなことはありません。
比較的高いことが多いと言うだけで、薄給な会社も全然あるわけです。
転職する時は希望年収も意識して会社を決めるので、そこまでミスマッチが起きることは無いんです。
しかし、新卒の場合は年収の概念もそこまで分からないので、

みたいに不満を感じる人も多いですね。

こんな気持ちで会社に入ると理想と現実のギャップに悩まされるので、
事前にどれくらいの年収額なのか、手取りはいくらぐらいなのかシミュレーションしておくことも大切ですよ。
ホワイト企業であっても給料面の不満はあるかもしれないので悪しからず。
ホワイト企業に入社しただけで人生勝ち組とまでは言えない


こういう考えもありますが、私は完全に否定します。
なぜなら、ホワイト企業に入ったことで自分の人生が安定するとは限らないから。
ホワイト企業だからと言って、その会社が自分の定年まで残っているかと言えばそんなことはありません。
働いてる内に倒産やリストラに合うリスクも当然あります。
東京商工リサーチの調査によると、会社の平均寿命は2018年時点で23.9年。
定年まで社会人を続けるとしたら、2回くらいは会社の倒産・リストラに合う可能性は全然あるわけです。
また、今は勝ち組に思えるかもしれない環境でも、出世だったり転勤だったり変化しないといけない時が必ず来るので、
その波に上手に乗れない人は淘汰されていくと思いますよ。
本当の人生の勝ち組は「仕事もプライベートも心の底から楽しめている人」です。
本質的な部分ではホワイト企業かどうかなんて関係無いんですよね。
フリーランスで自由に生きている人もいるくらいですから。
とは言え、サラリーマンだけに限定すれば、
ブラック企業よりホワイト企業に勤めている人の方が人生楽しんでる割合は多いかなと。
そういう人は毎日明るく楽しくイキイキと生活していますよね。

ホワイト企業自慢が羨ましいと感じるのは他人と比較してしまうから

ホワイト企業自慢をされた時に羨ましいと感じることってありますよね。

こう思う人は、他人と比較する癖が付いています。
私も同じで、ブラック企業に勤めている時は何でも羨ましく感じていましたが、
いざ転職してホワイト企業に入社してみたら、他人の会社話を聞いても嫉妬することは無くなりました。
転職前は、

ホワイト企業に入ってる人ムカつく…。
こういう思考から転職後は、

凄く変化しているのが分かるかと思います。
良く考えてみれば、会社によって働く条件が違うのは当たり前ですし、
業界や職種まで全然違いますから差が生まれるのは当然なんですよね。
実際ブラック企業にいると自分がみすぼらしく感じて、ホワイト企業に勤めている人と比較したくなってしまうのは仕方ないのかなと。
ですが、その会社に入ってしまった事実は消せないので、
抜け出すためには自分から行動するしかないというのを認めるしかないですよ。
自分の非を一旦受け止めて、そこから一歩踏み出せる人は本当に強いですから。
会社ごときで人生決まることは無いですが、ホワイト企業の方が全体的に働きやすいのは事実なので、
改善できるように行動してみることは、転職した私からはオススメします。

まとめ:ブラック企業よりホワイト企業に入るべきなのは間違いない

ホワイト企業にもメリットデメリットはちゃんとありますが、
転職した私が一番お伝えしたいのはブラック企業よりも全体的に不満も少なく働けているということです。
実際、ホワイト企業の方が良いところも多いですし、何より仕事もやりがいがあって楽しいと感じられますよ。
あと1番の変化は「愛社精神が生まれた」ということ。
前の会社に居た時にはそんなこと一切思わなかったですが、
社員を第一に考えてくれる会社は社員としても頑張りたいと強く思えるようになりました。
ホワイト企業に入ったら勝ち組とまでは言えませんが、サラリーマンとして良い人生が送れる可能性は非常に上がるので、
これから会社を選ぶ予定の人はぜひホワイト企業に入社出来ることを祈っています。
友人にも自慢されてムカつくけど、正直今の会社を辞めてホワイト企業に転職したい…。