
ホワイト企業に入りたいと考える人にとって、入社してからブラック企業だったなんてことは避けたいところ…。
では、実際に面接を受ければある程度実態が分かるのか、と言えば分かります。
100%に近い確率でホワイト企業か見抜くことが出来ますよ。
- 面接時にホワイト企業かどうか見抜くコツ
- 会社選びにおける情報収集のやり方
この記事では「面接時にホワイト企業かどうか見抜くコツと情報収集のやり方」についてお伝えしています。
私は就活と転職どちらも経験しており、就活は見事に失敗してブラック企業の入社して絶望しました…。
しかし、転職では見事に成功して、今はホワイト企業でぬくぬくと仕事しながら生活しています。
そんな実体験から、面接で“確実”にホワイト企業を見抜く方法を伝授していきますよ。
新しく入る会社では、仕事に追われないようなのんびりした生活が手に入れられると断言します。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
ホワイト企業の面接での見分け方4つ

ホワイト企業かどうか面接で見抜くポイントは4つだけ。
- 面接回数が3回以上
- 面接官に管理職が出てくる
- 丁寧な対応や話し方
- 聞きづらい話もしてくれる
求人情報に自分が魅力的に感じるものばかり書いてあったら、
とりあえず応募してみてから判断するのも悪い事ではありません。
面接の場を上手く活用して、自分の理想と合致する会社を選んでいきましょう。
面接回数が3回以上
内定までの面接の回数でどんな会社なのか予想が付きます。
就職活動か転職活動かで多少変わってしまうんですが、面接は3回以上あれば問題無いと言えるでしょう。
なぜなら、ホワイト企業は応募者を計画的に採用するからです。
面接は会社側としても応募者をしっかり選別する為に行っています。
- 社風と合っているかどうか
- 長い間この会社で働いてくれそうか
- どんな経験やスキルを持っているのか
中途の場合はスキル重視で見ているのでともかく、新卒の場合は特に総合的に見ないといけないので余計に時間が掛かります。
それが冷静に考えて、たかが1回や2回の面接でその人の事を判断出来るかと言えば無理ですよね。
少なく見積もっても3回も面接をしない会社は基本的に怪しいかなと…。

面接官に管理職が出てくる
面接官が管理職の場合はホワイト企業の傾向が強いです。
色んな会社を受けていて思ったのは、早い段階で管理職が出てくる会社はしっかりしてますよ。
というのも、中年代が面接に出てくるということは、責任感のある採用をしたいということ。
逆に大量採用をしているようなケースは除いて、
20代の若手が面接にガンガン出てくる会社は採用にあまり力を入れていない証拠です。
若手社員が会社の事を深く知っているかと言われたら、ちょっと頷けないですよね…。
面接でミドル層の面接官が続くようなら、採用に力を入れてミスマッチを防ごうとしてくれている会社ですよ。

丁寧な対応や話し方
当たり前でしょ!と思うかも知れませんが、意外とだらしない会社も存在するんですよ…。
受付に着いた時点でどんな会社なのか雰囲気で分かるように、面接官の話し方や対応の仕方で会社の風土も分かります。
特に上から目線で話してくるような人が面接官の場合は気を付けて下さい。
その会社は求人情報が良くても実態は決して良くありません。
そういう人が会社の顔として面接に出てくる会社がホワイト企業かと言われたら間違いなくNOです。
あと、圧迫面接をしてくる会社も入らないようにしましょう。
実は私が新卒で入社した会社は1次面接で圧迫面接をされました。
(他の会社から内定が出なかったこともありましたが、なんでそんな会社に入社してしまったのか…。)
応募者のストレス耐性を見たりするのが目的なんでしょうけど、
裏を返せば、ストレスが掛かるようなことが入社してからもあるということです。
実際その通りでしたし、時間を無駄にするだけですからね…。
これから会社を決める際は、面接官の態度も判断基準に入れておきましょう。

聞きづらい話をしてくれる
労働条件のような聞きづらい部分を面接官が自発的に話してくれる会社はホワイト企業の可能性大です。
現に私が転職した会社はそんな感じでした。
- 休日関係
- 労働時間
- 給与関係
ホワイト企業ならではの自信なのか、他の会社とまるっきり雰囲気が違うんですよね。
この際だから自分からも聞いてしまおう!と思って、他にもいろいろ聞きましたが全部答えてくれました。
ストレートに聞きすぎたし、面接落ちたかなと思ってたんですが、普通に合格してたのにビックリしましたが…笑
一般的にこういう話を面接でするのはタブーになってますが、
ちゃんとしている企業なら応募者が話しづらいところも向こうから話してくれます。
雰囲気も然りですが、応募者のことも考えてくれている会社を選ぶのは大切ですよ。

会社四季報を活用することで怪しい会社は見切る

なるべくホワイト企業じゃなさそうな会社は面接にも行きたくないですよね。
求人の時点である程度判別できるように「会社四季報 」を使った会社の見切り方についてお伝えします。
就活する人はもちろん、これから転職する人でも活用できる内容なのでぜひご覧ください。
就職四季報を見る上で重要なポイントは2つ。
- 離職率
- ND・NA
なぜなら、本社だけの数字などを載せている会社も多いからです。
事業所の労働体制は悪いから本社だけ載せておこう、みたいな感じの企業もあるので。
四季報の数字を使う場合としては、悪い数字の会社は選択肢から除外していきましょう。
そんな風に使ってみると、ブラックチックな会社にわざわざ面接に行かずに済みますよ。
離職率
離職率に関しては色んな見方がありますが、10%以上あるような会社は選ばないようにしましょう。
当たり前の話になりますが、ホワイト企業は総じて離職率は低いです。
何故なら、会社に不満を感じて辞める人が少ないから。
そもそも10%以上の人が1年間で辞めていくような会社がホワイト企業とは到底言えませんよね…。
会社四季報
を「損切り」するために使うのは、1つ賢い使い方ですよ。
また、会社は日本全体で300万社以上あると言われています。
会社選びを悩みすぎても自分が大変になるだけなので、ここは割り切って怪しい企業は切り捨てていきましょう。

ND・NA
離職率の欄にNDもしくはNAと書いてあるような会社は受けないでください。
ちなみに「ND=ノーデータ」、「NA=ノーアンサー」
という意味になります。
これが書いてある場合は掲載するデータが取れていない、もしくは答えたくない内容という事です。
離職率の欄にND・NAが書いてある会社はちょっと危ない感じがしますよね…。
実際その通りで、ブラック企業なんかはこの数字を使って隠している場合も多いですよ。
皆が会社を選ぶ基準に離職率を見ていることを知っているのに掲載しないのは裏がある場合が多く、
毎年凄いペースで社員が入れ替わっているケースも往々にしてあります。
ホワイト企業の場合なら離職率が悪くないことは前提なので、
数字を曖昧にしている場合はその時点でホワイト企業の可能性は低くなるかなと。
損切ラインとしてこちらの指標も上手く使っていくと、効率よくホワイト企業を選ぶことが出来ます。

口コミサイトに登録して社内の状況を確認

会社の口コミサイトって知ってますか?
就活でも転職でも良く使われていますが、口コミサイトを使えば入社する前から社内の実態を知ることが出来ますよ。
ちなみに「みん就」や「就活会議」のような就職活動生をメインターゲットにした口コミサイトは信憑性が落ちます。
掲示板的な役割が強く、リアルな社内情報はそこまで書かれていないので。
口コミサイトを使うなら就活生でも転職者でも転職関係の口コミサイトを使いましょう。
実際に会社で働いていた人の生きた情報が書いてあるので信憑性が上がります。
OpenWork(旧Vorkers)

「OpenWork(旧Vorkers)」は結構知っている方も多いですよね。
就活でも使えるサイトですが、こちらは転職者向けにも内容が合併しています。
その時点で就活系のサイトよりも、新鮮でリアルな内容になっているんですね。
就活・転職もどちらも使いましたが、少なくとも私が入った会社2社に関しては正確な情報が書かれていましたよ!
オープンワークでは会社の総評を星の数で見れるようになっているんですが、
星は3.5以上あるとホワイト企業の可能性が大分上がります。
ただし、ベンチャーや零細企業のような口コミが少ない会社に関しては、
正確な情報が上がりづらいので注意しましょう。
残念ながらそういった会社は面接で見抜くしかないですね。

転職会議

「転職会議」は就活会議の姉妹サイトで、転職者への内容がメインとなっています。
こちらは転職者に情報特化している点で、信頼性もアップしてますね。
転職会議もオープンワークと同じで総評を星で表しているんですが、
そちらよりも見るべきポイントは、
- 退職理由・入社理由
- 福利厚生・ワークライフバランス
- 事業の成長性や将来性
実際に勤めている人が書いている情報が多いので、私自身も色んな企業を見て参考にしていました。
今の会社も転職する前はかなり読み込んでいましたが、9割方合っていましたね。
良くも悪くもガッツリ書いてあるので、会社を決める際に照らしてみて下さい。
2chとかの掲示板で調べるよりよっぽど参考になります。

まとめ:ホワイト企業かどうかは面接でも判断出来る!

記事の前半では、ホワイト企業の面接時の見抜き方についてお伝えしました。
後半では情報収集の具体的な方法まで踏み込んでお話ししています。
会社選びは本当に大切で、自分の社会人生活は会社次第な部分もありますからね。
今のご時世、ホワイト企業の場合でも人手が足りないという現実があります。
企業側から積極的に情報提供できる部分は、面接時にも話してくれるので、
事前に会社について調べつつ、ホワイト企業かどうか判断していきましょう。
ホワイト企業と言っても広義にはなりますが、一番は自分にピッタリの会社で働けることだと思います。
ストレス無く働くためにも、自分が出来ること範囲は全力で取り組めば必ず見つかりますよ。
あなたのこれからの会社選びの参考になれば幸いです。
面接だったら会社の雰囲気とか分かるし、入社する前からホワイト企業かどうか分かるかな?