
テレワークという言葉が流行りだしてから、在宅で出来る仕事に就きたいと思うことも増えたかと思います。
でも、今の仕事から転職する勇気がそこまで無いし、ノースキルで転職出来るのか気になる…。
こんな方が多いと思うので、この記事ではテレワークのメリットデメリットを含めて、
在宅ワークの魅力を具体的にお伝えしていきます。
結論から言うと、自由度高くて魅力ある働き方ですし、
かつスキルが無くても転職することは可能ですよ。
- テレワークのメリット・デメリット
- テレワークが出来る・出来ない仕事
- ノースキルで転職する方法
以前は工場で働いていましたが、現在はフルリモート勤務でのんびりした生活を送っています。
そんな異色の経験から、テレワークについて赤裸々に語ってみようかなと。
憧れの在宅勤務に就くことは誰でも可能なので、ぜひ最後まで読んで参考にして頂ければ幸いです。
それではどうぞ!
目次
【社員向け】テレワークのメリット

社員目線でテレワークのメリットについてお伝えしていきますね。
細かいですが、個人的に6つほどあると感じていて、
- 通勤時間の削減
- 自由時間の増加
- 生産性の向上
- 家族との時間確保
- 労災等のリスク低下
- 仕事場所の自由化
通勤時間の削減
今まで満員電車で往復2時間ぐらいかけていた通勤時間が無くなります。
PCを起動させたらもう出勤完了なので、5分も掛からないですよ。
私は布団から起きて1分でもう仕事開始してます。笑

自由時間の増加
通勤時間が無くなる関係で、その分空いた時間が自由になります。
自分の趣味だったり副業だったり、今まで仕事終わりに時間が取れなかったものも、
テレワークなら平日でも時間を作ることが可能になりますよ。

生産性の向上
会社の方が設備が整っているとはいえ、それ以上に生産性がアップします。
というのも、仕事をしていない無駄な時間がほとんど無くなるので。
嫌な話、簡単に言うとサボることも全然出来ちゃうんですよね。
テレワーク中にサボるって普通?在宅勤務歴6か月の私が本音トーク【上手に生きる】
こちらの記事でも解説しているので合わせてご覧ください。

家族との時間確保
家庭を持っている方は家族との時間もしっかり取れるように。
子供と遊べる時間も増えますし、大切な時期に側にいてあげられます。
仕事の性で家庭の時間が取れず、離婚してしまうケースも多いので、
そういう意味では本当にありがたい働き方ですよね。

労災等のリスク低下
基本自宅にいるので、通災や労災に合うリスクが大幅に減ります。
私は工場勤務だったので現場や外での仕事が多く、労災にはいつも気を付けていました。
そういうストレスが一気になくなったので、精神的に落ち着きますね。

仕事をする場所の自由化
極端な話、PCとネット環境さえあれば全国どこでも仕事が出来ます。
- 実家に帰省
- 近場のカフェ
- コワーキングスペース
本当に自由な働き方だなと。

【社員向け】テレワークのデメリット

テレワークの良いところばかり見えてしまいますが、
デメリットも少なからずあります。
私が感じる部分で4つほど挙げますね。
- 正当な評価を受けにくい可能性
- 社内の人間関係の希薄化
- 自己管理の難しさ
- 運動不足が加速
正当な評価を受けにくい可能性
上司からすると部下の働く姿を目視出来ないので、評価しづらいという問題があります。
そうなると、自分では仕事をしているつもりでも適切な評価が受けられない可能性が…。
出来るだけ「報連相」を意識して、仕事をこなしているアピールをすることが大切です。

社内の人間関係の希薄化
会社では会っていた同僚ともテレワークでは会うことがありません。
人間関係がどんどん薄くなってしまうので注意が必要です。
この場合は「テレビ電話」や「チャットツール」を利用しつつ、
適度に交流をするように心掛けていきましょう。

自己管理の難しさ
誰にも見られていないからこそ、仕事に向き合うのが少し大変になります。
自宅だとサボりすぎてしまうから会社の方が良い、という人も中にはいますね。
自分を律する気持ちを持つと共に、
「ToDoリスト」等を使って、タスク管理をしていきましょう。

運動不足が加速
外出する機会が減るので、運動不足になりがちに…。
特に営業されていた人はテレワークになって太り始める人もいます。
ちなみに私は初月で5kg近く太りました。笑
対処法として食事制限や筋トレを少しづつしていきましょう。
慣れてくれば、体重もコントロール出来るようになりますよ。

企業側がリモートワークを実施する意味

社員側だけではなく、会社側にももちろんメリットがあります。
しかし、この記事では社員目線で記事を書いているので、
そこまで気にしなくてOKです、何となく知っておくだけで。
- 企業イメージの向上
- 人件費の削減
- 離職率の低下
詳細を見ていきましょう。
企業イメージの向上
リモートワークを実施することで企業イメージが良くなります。
というのも、コロナ渦の影響で「出勤=悪」のような風潮が出来ていまして、
自宅で仕事することが当たり前の時代になってきました。
一部のどうしても在宅勤務が出来ない仕事を除いて、
やろうと思えば出来るのにしない会社はちょっと印象が悪いですよね。

みたいな。笑
人件費の削減
これが一番大きな理由かもしれませんね。
社員をリモートで仕事させることで、人件費を大幅に削減できます。
仕事に最低限必要な道具だけ渡してしまえば、問題無く仕事できますから。
交通費や通信費などを抑えられれば、
その分、会社にとってはプラスになる訳です。
あとは社用車なども必要なくなるので、台数を減らしたりできますよね。

離職率の低下
リモートワークを実施することで社員の満足度を上げ、離職率を低下させることが出来ます。
こちらの記事によると、在宅勤務に満足している割合は70%を超えるとのことで、
多くの人たちが働き方に満足していますね。
となると、会社や職場に不満が募って退職するケースも減ると予想できるので、
効果としては非常に大きいはずです。

リモートワークの出来る仕事(職種)

全ての仕事でリモートワークが実施出来れば良いんですけどね…。
実際は難しく、現状では「PC業務がメイン」になる仕事がほとんど。
ここではその職種について説明していきます。
- web関係の仕事
- 営業職
- 事務職
会社によって実施するか否かは分かれるので、
求人はしっかり確認するようにして下さい。
web関連の仕事
web系の仕事はPC業務なので、余裕でリモートワーク出来ます。
むしろこの職種でテレワークじゃない企業はちょっとブラックかも…。
- システムエンジニア(SE)
- webデザイナー
- webマーケター
正直なところ、20代なら未経験でも「営業⇒マーケティング」みたいな転職は全然可能です。
私も例に漏れず転職していますが、リモートワークに興味があってかつweb系の仕事が良い、
そういう気持ちがあるなら早めのチャレンジをするべきかなと。

営業職
営業職もリモートワークに対応することが多くなってきました。
コロナ影響もあって、顧客先に訪問することが難しくなったこともあり、
テレビ電話などで商談するケースもかなり増えましたよね。
そういう兼ね合いもあり、完全にリモートワークという訳では無いですが、
週2~3日は在宅勤務が出来る営業職が増えています。

事務職
事務職の場合も会社によってはリモートワークになるケースが増えています。
公務員や銀行員のように、カウンターで一般消費者と接客する仕事の場合は厳しいですが、
BtoBのようなタイプで、社内で仕事が出来る事務の場合はテレワークも可能ですね。
ただ、事務職は女性向けの求人がほとんどかつ、求人倍率も低いのでかなり人気職種。
新卒入社ならともかく、転職したい場合はしっかり対策をしていく必要があります。

リモートワークの導入が難しい仕事(業界)

一方、リモートワークの導入がどうしても厳しい業界があるのも事実…。
特徴としては「現場での仕事がメインになる」ということ。
- 製造業
- 金融業
- サービス業
- 医療関係
もし転職するのであれば、働き方に関しては十分に検討してからにしましょう。
製造業
製造業は工場内での仕事が多いため、在宅で仕事をするという概念はありません。
また、昔のやり方を大切にするので、最新の社会情勢には一歩遅れをとっているのも原因ですね…。
オンラインで製品が作れるようになれば良いですが、
そうなるまでに何十年と時間が掛かりそうです。

金融業
金融業はセキュリティ面で在宅での仕事を禁止するケースが多いです。
顧客の個人情報を取り扱っており、基本的に紙書類で保管していて、
流石にPCに入れて持ち歩くなんてことは出来ないですよね。
一般事務の仕事でも消費者対応があるので、厳しかったりします。

サービス業
サービス業は実店舗での労働がメインになるので、リモートワークは出来ません。
逆に店舗がどんどんなくなっていったら、私たちの生活にも悪影響が出ますね。
持ちつ持たれつの世界ではありますが、そういう意味ではテレワークとは無縁な業界かもしれません。
ECサイトのような形態だったら別なんですけどね。

医療関係
医療関係も現場仕事になるのでリモートワークは厳しいです。
- 医者
- 看護師
- 薬剤師
お陰様で私たちも無事でいられるわけですから感謝しかありません。
コロナを広めて医療現場を圧迫することの無いように1人1人が意識していきましょう。

スキルが無くてもリモートワークの仕事へ転職出来る?

結論から言うと、スキルが無くてもリモートワークの仕事に転職することは可能です。
しかし、誰でも可能性がある訳ではなく、
- 20代⇒可能性大
- 30代⇒努力次第で可能性あり
というのも、私自身が25歳で未経験で転職した実体験に基づいています。
20代の若い内なら、いくらでも方向性を変えるチャンスはあるなと思いました。
会社側の気持ちになって考えてみると分かるんですが、
30代の中堅社員の中途社員を雇う場合は、それなりのスキルが無いとやっぱり厳しいですよ。
1から全て業務を教えるなんて手間のかかることは出来ないですし、
職場としても30代の社員は即戦力を求めていますから。
一方で20代の社員の場合は1から育てられますし、
職場の雰囲気にもすぐに馴染めそうだと判断して貰えます。
実際にそういった話を転職活動の際に企業の方に聞いたので、どの会社でも同じような判断をしているはずです。
リモートワークの仕事に転職する際はエージェントを必ず利用する
リモートワークの仕事に就きたいなら、必ず転職エージェントを利用してください。
それには理由があって、
- 企業の人事担当に精通している
- ノースキルでもアピール出来る方法が分かる
- 転職サイトよりも幅広く求人を紹介して貰える
現実問題、働きながら転職活動するなら「効率良く」行動しないと転職するのは難しいです。
リモートワークの仕事だと少し敷居が上がりますし、
多少は市場価値のあるスキルを持っている人でないと、スムーズに内定までは辿り着けません。
しかし、エージェントを利用すれば、ノースキルでもちゃんとした求人を紹介して貰えるので
20代なら未経験の仕事にどんどんチャレンジできます。
少しでも転職を成功させる確立を上げるために、積極的にエージェントを活用していきましょう。
とは言え、初利用だと疑問に感じることも多いと思いますが、
【20代向け】私が利用したおすすめ転職エージェント5社+αを紹介!【初めての転職活動】
こちらに疑問点や体験談など全てまとめているので、合わせてご覧ください。
まとめ:20代ならテレワークの仕事に就くチャンスはある!

私が25歳で転職した経験としては、20代ならテレワークが出来る仕事に就くチャンスはあります。
スキルがほとんど無くても、ポテンシャルで採用して貰えるのは20代だけの特権。
思い立ったら吉日ですから、転職を考えている人はぜひチャレンジして欲しいなと思ってます。
私も製造業からIT企業に転職出来ましたし、どんな仕事からでも可能性はありますよ。
テレワークは働き方としても本当にメリットが多いですし、毎日出勤しなくても良いのは楽ですよね…。
これからの時代、在宅で仕事をする人がどんどん増えてくるので、
需要が増えて今よりも求人が少なくなってしまうかもしれません。
今この余裕のある内に、ぜひ転職活動頑張ってください!
どんな魅力があるのかあんまり分からないから、転職する前に具体的に確認したい!