
仕事内容や会社や職場によりけりですが、残業が当たり前のようにしている人は数えきれないほど多いです。
その一方で、残業なんて経験したことない人や残業しても月に10時間も経験したことが無いという人がいるのも現実。
残業がデフォルトで存在するというのは、果たして本当に正しいことなのでしょうか…。
この記事では、
- 残業100時間から定時上がりになって感じたこと
- 残業が当たり前になってしまう原因
- 転職しないと状況は変わらないという話
転職して残業の無い会社に入社するしかありません。
私は毎日3時間は普通に残業していましたが、第二新卒で転職して残業0時間の仕事に就くことが出来ました。
残業地獄と定時上がりの毎日…
天と地の差があるような環境で今まで働いてきた経験から、
残業が当たり前の環境に居ない方が良い理由をお伝えしていきます。
これからどうしようか凄く悩んでいる人にこそ、転職したいと思える勇気を与えられればと思っています。
ぜひ最後までご覧ください。

目次
残業100時間が当たり前の状態から定時上がりになって感じたこと

転職して定時上がりが当たり前になってから感じていることは2つあります。
- 会社によって残業に対する意識がまるで違う
- 定時上がりになって仕事が楽しくなった
強いて挙げるなら、アルバイト・パートの方と研修中の新人のみでしたね。
毎日残業していて、気付けばサービス残業込みで月100時間を超えることが当たり前に…。
圧倒的ブラック企業ではあったんですが、転職して感じることはやはりあります。
会社によって残業に対する意識がまるで違う
2社以上勤めたことのある人なら分かると思うんですが、
会社によって残業への意識がまるで違うんですよね。
私の場合はこんな風なキャリアを歩んでいます。
- 前職=製造メーカー勤務
- 現在=IT企業勤務
前職は古き良き大企業でもあったので、残業すること自体が美徳に思われていて、
全員がそれを当たり前だと思っていましたね…。
一方、現在ではIT企業に勤務していますが、先進的な考え方で、
残業はしないのが当たり前という感じです。
「自社の常識は他社では非常識」
と言う言葉がまるでぶっ刺さりました。笑

定時上がりになって仕事自体が楽しくなった
3年近く残業前提の仕事をしていると、仕事が本当につまらなく感じてくるんですが
定時上がりになると仕事自体が楽しく感じられるように。
もちろん転職してますから、自分に合った仕事を見つけられたのもありますが、
「早く仕事終わらないかな…。」
「成果なんて上げなくて良いや。」
こういう気持ちが一切なくなりました。
定時上がりだと逆に時間が限られているので、
時間内で仕事を終わらせるように努力しないといけないですが、
なんせ仕事が楽しく感じられるので、その努力も楽しいって感じです。
営業じゃなくなったので、対人ストレスを一切感じなくなったことも大きいですね。

残業が当たり前なのはなぜ?原因を考えてみる

残業が当たり前になってしまうのには少なからず原因があります。
中でも大きな原因3つについて解説していきます。
- 1人当たりの仕事量が多すぎる
- ビジネスモデル自体が残業前提になっている
- 自分の仕事のやり方が悪い
1人当たりの仕事量が多すぎる
人手不足が引き金となって、1人当たりの仕事量が過多になっているケースは多いです。
これは会社の労務管理に問題がありますね。
会社側が人手不足にならないように、先手を打って行動していくのは当たり前なので、
実際に足りなくなってから対応するのでは遅すぎます。
決して自分が悪いわけでは無いので責めないでください。
社会情勢に乗っかれていない時点で企業自体の将来性が危ういかなと。

でも自分でどうにかしようとしても難しいのが現実…。
ビジネスモデル自体が残業前提になっている
ビジネスモデル上、残業が当たり前になっていることもあります。
- 不動産会社
- 証券会社
- コンサル会社
- トラックドライバー
恐らくこれらの仕事に就いている人は残業の事もあらかじめ考慮していると思いますが、
それでもキツいのであれば、転職するのも1つです。
そう思ってしまう会社で働いていても、良いパフォーマンスは発揮できないですから。

自分の仕事のやり方が悪い
自分の仕事のやり方が原因で残業しているケースもあります。
これに関しては、自分で改善するように心掛けましょう。
自分が直して残業が無くなるなら、それに越したことは無いですよね。
仮に自分が残業しないような働き方にしても残業が発生するのであれば転職すべきです。
そういった仕事のやり方が出来るなら、他の会社に行っても問題なく働けますよ。

まずはそこから考えてみるのがオススメ!
残業が当たり前だと考えている上司や職場の雰囲気にも注意

自分が働く環境は本当に大切で、会社に入社した時点で残業があるかどうかはほとんど決まるようなものです。
何故なら、一社員が職場環境を変えるということは非常に難しいから。
ましてや、会社に入社して間もない新人が残業したくないなんて上司に言うのは現実的に厳しいですよね…。
特に大企業のような大きな会社だと歴史も長いので、それだけ昔から働いている社員が沢山いますし、
残業が当たり前の風潮も根強く残っていることは多いです。
皆さんの職場はどうでしょうか?

上司が残業を積極的に推奨している
上司が残業に寛容な職場は考え物ですね。
自分が昔はバリバリ残業して成果を上げてきたとか、そもそも残業前提の仕事量を振っているのか。
そういう考えを持った上司に当たると、残業前提で仕事をしなければなりません。
上司ガチャはハズレることありますからね。私も新卒配属された部署は正直ハズレでした…。
そんな場合は、
- 部署移動を試みる
- 辞令まで待つ
- 転職する
多少の我慢ができるなら継続する価値がありますが、本当につらいようなら休職するなりして転職活動しましょう。
【新卒向け】配属ガチャに失敗して転職しても大丈夫な理由3選【ハズレない戦略】では、
配属で失敗したと感じた人に読んでもらいたい記事になっているので合わせてご覧ください。

職場が残業しないといけないみたいな雰囲気になっている
定時で上がろうとすると、
「あれ、もう帰るの?」
「ちゃんと仕事終わったのか?」
みたいな声が出てくる職場ありますよね。
そんな職場は早く辞めましょう!
職場全体で残業が当たり前みたいな感じだと、自分が経営者でもない限りは直すのは不可能です。
他力本願ではなく、自分で対策していかないとどんどん沼にハマっていきますよ。
「この職場っておかしいよね?」
こういった気持ちは大概合っているものです、無くさないように大切にして下さい。

残業前提の会社から転職すべき理由

残業前提の仕事から転職しないといけない理由は3つあると思っていて、
それは皆さんも薄々感じていることかなと。
- 同じ会社で部署異動しても残業は減らないから
- 上層部の考えが変わらないと会社は変わらないから
- 残業によるストレスで働けなくなる可能性があるから
将来的に自分の首を絞めないように。
それでは詳しく見ていきましょう。
同じ会社で部署異動しても残業は減らないから
残業前提の会社はどの部署で働こうが、残業地獄は抜けれません。
大企業なら本社の花形部署に入れたりすればあるかもしれませんが、
控えめに見ても、その確率は宝くじで1等を当てるレベルで低いので。
会社にズルズルといてしまうと結局のところ、残業とは隣り合わせの生活になります。

上層部の考えが変わらないと会社は変わらないから
会社自体が残業を無くせば良いと思うかもしれませんが、それは経営陣の意向次第です。
決してただの平社員が介入できる問題では無いんですよね、残酷なことに。
かと言って、上層部が残業をしないような制度を作るまで待つ、というのも得策では無いです。
それに制度が変わる保証も無いわけですから。
人に期待するくらいなら、自分で動いてしまった方が圧倒的に早いですよ。

残業によるストレスで働けなくなる可能性があるから
忘れちゃいけないのがストレスで働けなくなる可能性。
最悪の場合、うつ病のような精神疾患になることもあるくらいですから…。
残業が当たり前の生活を送り続けていると、いつかは必ず強いストレスを抱えます。
かと言って、実際に休職してしまった場合、
転職しようと思っても現実的に考えてそんな状態じゃ無理だなと。
完治してからもブランクがあるので、転職先も中々決まらないですから、
そうなる前に会社を変えるべきです。

残業の無い会社に転職出来るチャンスは目の前にある!

平成28年度経済センサスの調査によると、日本の企業数は約385万社あるということが判明しています。
こんなに会社があるのに、1つの会社に固執する必要性があるんでしょうか?
以前の日本は、
- 終身雇用
- 年功序列
- 高度経済成長
こういった背景があったから、1つの会社で働き続けるのが当たり前でした。
でも、今は違います。
日本自体の成長が低迷し、制度自体がどんどん崩壊しています。
社会全体が変化するように私たちも変化しなければなりません。
転職が当たり前になっているからこそ、自分から積極的に動かないといけないんです。
私も転職する前は非常に悩んでいましたが、
実際に転職してみるとそこまで悩んでいたのが嘘のように思えてきますよ!
残業も全くない仕事に就くことが出来て、
あの時に勇気を持って行動して本当に良かったと思っています。
転職するか迷っているなら思いきってするべきだと私はお伝えしたい。
何もしないで後悔するよりよっぽどマシだと思うので、
この機会に自分の将来について前向きに検討してみましょう。
私が初めて転職した時に利用した転職エージェントと転職に関する疑問は、
【20代向け】私が利用したおすすめ転職エージェント5社+αを紹介!【初めての転職活動】に全て網羅しているので合わせてご覧ください。
まとめ:残業が当たり前の会社から転職して、もっと自由な働き方へ!

自分が思っている以上に、残業が無い職場と言うのはあります。
『隣の芝が青く見える』
って聞くことが多いかもしれませんが、結構ありますよ本当に。
なってみないと分からないことも多いので、
今の職場に嫌気が差しているのであれば転職はすべきです。
ただし、自分でやれることはしっかりしてからにしてほしいなと思います。
転職してから、

みたいなことになる人もいるので。
過去を振り返ることのないように、今やれることは全力でやっていきましょう!
それでもダメなら、転職に乗り出しても全然おかしくありません。
社会人生活は思った以上に長いですから、後悔しないようにしていきたいですね。
入社してから毎日2時間くらいは残業しないと仕事が終わらないし、
定時で上がったことなんて無いよ…。
この会社しか経験が無いからむしろ残業の無い会社なんて本当にあるの…?