「転職活動をするのが初めてなんだけど、何からやれば良いのか全然分からない…。」
「働きながらだと毎日忙しいし、ちゃんと準備出来るのかも不安…。」
「就職活動はあんまり上手くいってないから、転職活動は絶対に成功させたい…!」
転職しようとは考えていても、初めての転職活動だと何からやれば良いのか分からないですよね。
転職に失敗したら今よりも悪い会社に入ってしまう可能性もあるし、一歩が踏み出せない人も多いんじゃないでしょうか。
せっかく転職するなら次は良い会社に入りたいし、どうせなら今より待遇もアップさせたいところ…。
しかし、転職活動はコツさえ分かってしまえば、実は就職活動に比べて全然簡単なんです!

皆さんと同じように、初めての転職活動は不安でしかありませんでした…。
そこで、自分自身の転職活動での経験を参考に、20代で初めて転職する人の参考になる記事を書こうと思ったんです。
この記事を読めば、初めての転職活動でもスムーズに効率良く準備することが可能です。
転職活動が上手くいけば、待遇アップも可能ですし、ライフワークバランス等も改善出来ますよ。
それぐらい正確に丁寧な内容で書いているので、転職活動のお供にして貰えたらなと!
また、この記事は長いため、目次から自分の読みたい項目を選んで頂くことを推奨しています。
お時間のある方は、ぜひ最後までじっくり読んで頂けたら嬉しいです!
それではいきましょう!
目次
- 1 転職活動にかかる期間は「3~6か月」が平均
- 2 転職活動は今の会社で働きながら行うのが一般的
- 3 一般的な転職方法は3つ|自分の転職スタイルに合わせて選ぼう!
- 4 結局、転職活動が初めての人はどのように転職活動しているの?
- 5 転職サイトの利用方法|5ステップで分かりやすく解説!
- 6 転職エージェントの利用方法|8ステップで具体的に解説!
- 7 転職活動の具体的なやり方を7ステップで解説!
- 8 転職活動の面接が受からない人の特徴3つ
- 9 面接合格率を1%でも上げるためのコツ3つ
- 10 【Q&A】初めての転職活動でありがちな疑問と回答を紹介!
- 11 まとめ:20代の転職は大きなチャンス!勇気を持って一歩踏み出そう!
転職活動にかかる期間は「3~6か月」が平均

転職活動に掛かる期間ですが、ざっくり「3~6か月前後」が平均とされています。
早い人であれば2か月も掛かりませんし、中々決まらない人は半年以上する人もいるのでピンキリですね。
ちなみに私は内定が中々貰えずに、転職活動を2周しました…。笑
ここで注意したいのは、内定が決まらない場合に決して焦らないことです。
焦ってしまうと、内定欲しさに今の会社よりも微妙な会社に入ってしまう可能性があるので。
とにかく自分のペースは崩さずに、行きたい会社の条件は下げないようにすることが大切です。

転職活動は今の会社で働きながら行うのが一般的

転職活動は働きながら行うのが世間一般的な考え方です。
理由としては3つあって、
- 収入を無くさずに転職活動が出来る
- 今の会社と転職先を具体的に比較できる
- 最悪今の会社で働き続けることも可能
仕事をしながらの転職活動は忙しい部分も多いので大変ですが、それ以上にリスクを回避できます。
ですが、今の会社が耐えきれないほどブラックなら辞めてから転職活動した方が良いですよ。
面接にまで影響が出てしまったらそれこそ内定も出ませんし、今よりもランクを下げた転職をすることになるので…。
自分はどういうプランで転職していくのかは、あらかじめ考えておく必要があります。

一般的な転職方法は3つ|自分の転職スタイルに合わせて選ぼう!

転職するための一般的な方法は大きく分けて3つあります。
自分の転職活動のスタイルに合わせて決めていく形になりますね。
- 自分で企業を探して応募する
- 転職サイトから求人に応募する
- 転職エージェントを利用して応募する
それでは、1つ順番に説明していきます!
転職方法その①自分で企業を探して応募する
一番シンプルな方法ですが、自分で行きたい企業を探して応募するというやり方です。
「直接応募」とも言いますね。
企業の採用HPなどに中途採用のページがあったりするので、そこから直接応募するというのが一般的です。
中途採用をしていない企業も中にはありますが、自分から行きたい企業に応募できるのは魅力的ですよね。
ある程度行きたい会社が決まっているのであれば、直接応募した方が熱意も伝わりやすいですし、スムーズに進展しますよ。

こんな考えを持っている人にもオススメの転職方法になります。

転職方法その②転職サイトから求人に応募する
転職活動では「転職サイト」に登録して、行きたい企業に応募するという形を取ることも出来ます。
逆にこっちの方が一般的ですかね、転職と言われたら転職サイトのイメージが強いかもしれません。
転職サイトを利用した転職活動のポイントとしては、
- 登録から利用まで一切無料になっている
- スカウトメールから特別選考も受けられる
- 自己分析ツールなども利用出来る
- ブラック求人もあるので注意が必要
- 自分1人で日程調整などをする必要がある
誰でも簡単に利用出来るので、転職サイトに登録だけして転職市場を見てみるという使い方も出来ますよ。
転職サイトは無料で登録出来まして、転職をすぐにしない人でも問題なく利用することが出来ます。
就活でもお馴染みのリクルートやマイナビも転職サイトを出していますよ。
5分ぐらいあればすぐに登録出来るので、めんどくさがりの人でもあっという間に利用出来ます。
また、2~3社程度登録しておくことで、掲載求人を幅広く見ることが出来るため、自分のチャンスを広げることが出来ますよ!
ちなみにリクナビNEXTに関しては、登録方法を図解入りで解説している記事があるのでそちらを参考下さい。
参考記事①:【無料】グッドポイント診断が自己分析ツールとして優れてる件【口コミ・評判】
参考記事②:【驚愕】今すぐ転職サイトに登録すべき理由5選!なんで後回しにするの?

転職方法その③転職エージェントを利用して応募する
聞いたことがある方も多いと思いますが、転職活動では「転職エージェント」を利用して転職する方法があります。
エージェントは就活ではほとんど馴染みが無いですが、転職では一般的に使われているんですね!
転職エージェントを利用した転職活動のポイントとしては、
- 登録から利用まで一切無料になっている
- 「非公開求人」に応募できるようになる
- 履歴書・職務経歴書を1からサポートしてくれる
- 自分の代わりに日程調整などを行ってくれる
- 「年収交渉」も自分の代わりに行ってくれる
- 企業に推薦文を書いてくれて、選考通過率がアップ
- 担当エージェントによっては転職を急かしてくる(チェンジはいつでも可能)
- 担当エージェントの質にバラツキがある
- サポート保証期間は約3か月
かなり多いですが、メリットデメリット含めるとこんな感じになっています。

まだ利用したことの無い人はこう感じちゃいますよね…。(私も最初はそうでした)
ですが、転職エージェントは「有料職業紹介事業」と呼ばれ、人材系の正式なサービスとして登録されているので怪しいサービスなどでは決してないんですよ。
引用:
マイナビエージェントより
ビジネスモデルとしてはこんな感じになります!
転職者が内定を承諾したら、その人の年収3割程度を企業からエージェント会社に支払う仕組みになっています。
また、転職者が半年以内に退職してしまった場合、エージェント会社が受け取ったお金を全額返金しなければならないんですね。
そのため、転職者がなるべく長く働けるような環境を紹介するのが自然なので、自分に合わない求人をゴリ押ししてくるケースはほとんどありません。
リクルートエージェント(※非公開求人が20万件以上。業界1位の安定感が売り)
マイナビエージェント(※20代・第二新卒の転職に特化。書類・面接対策が強み)
doda(デューダ)(※10万件以上の求人数。転職サイトも併設しているので同時に利用可能)
転職エージェントを利用するなら、大手2~3社程度に複数登録しておくべきです。
こちらも転職サイトと同じ原理で、求人が会社によって差があるので、幅広くチャンスを増やして転職成功に繋げるためですね。
逆に中小エージェントは合わない求人をゴリ押ししてくる会社も中にはあるので、初めての転職では利用する必要無いかなと。
また、担当のエージェントが合わなければ担当チェンジも気軽に出来るので、心配しなくても大丈夫ですよ。
私は全部で5社ほど転職エージェントを利用したんですが、その時の経験談から詳細をまとめた記事を作成しているのでそちらをぜひご覧ください。
とにかく不安な部分を無くして安心して転職活動に取り組めば、成功に必ず繋がります!
参考記事:【20代向け】私が利用したおすすめ転職エージェント5社+αを紹介!【初めての転職活動】

結局、転職活動が初めての人はどのように転職活動しているの?
引用:
doda(デューダ)より
こちらの画像をご覧ください!
転職が初めての方がどのように転職活動しているのか、人材系の会社が調査した比率になります。
一番多いのは「自分1人でネットで調べながら活動する人」になっていますね。
しかし、これには会社を辞めてから転職活動する人の割合も含まれているので、在職中に1人でする人はもっと少なくなるかなと。
転職活動に割ける時間が多くあって、書類や面接対策なども含めて順調に進められそうなら、1人でやっても良いと思います。
ですが、在職中で時間もあまり取れなくて、かつ1人で準備するのが中々難しいという人は転職エージェントを利用すべきです。
逆に働きながら無理やり1人でやろうとすると、全てが中途半端になって失敗に繋がるので…。
個人的にオススメのやり方は転職エージェント+転職サイトの併用が良いですよ。
どちらも無料で使えるので、使えるものはしっかり使っていく方が結果に繋がりやすいです。
ちなみに私は前職がブラックで時間が中々取れなかったので、転職エージェントで書類や面接対策をしながら求人に応募する感じでした。
転職サイトも使いましたが、業界・職種研究や自己分析ツールを利用しただけなので求人には応募していません!
どれが正解というのは無いですが、自分がやりやすい方法を選ぶのが成功の秘訣ですよ。

ただ、併用もできるのでそこはお任せします!
転職サイトの利用方法|5ステップで分かりやすく解説!

実際に転職サイトを利用する前に、全体の流れを把握しておきましょう。
とは言っても、就活サイトを利用したことがある人は同じような感じで使って貰えればOKです!笑
ですが、せっかく登録したのに何をすれば良いか分からなくなる人もいるので、そうならないように注意していきたいですね。
5ステップで順を追って説明していきます!
ステップ①:個人情報を登録する
転職サイトを利用するに当たって、無料で利用は出来ますが個人情報を登録する必要があります。
書類審査や面接を受けに行くということを考えたら、個人情報を登録するのは当たり前だと言えますね。
登録方法は図解付きで別記事にまとめています。
参考記事:【驚愕】今すぐ転職サイトに登録すべき理由5選!なんで後回しにするの?
ですが、皆さんが不安を感じる部分って、

こういう部分だと思うんですが、結論から言うとバレません。
個人情報を特定の企業には公開しないように設定できるので、それを設定しておけば自分の会社に情報がいかないようにすることが出来ます。
あとは会社の同僚に転職活動していることを言わなければ問題無いですよ。

ステップ②:掲載されている求人に応募する
登録が完了したら、自分が行きたい企業の求人を探していきます。
転職サイトによっては掲載求人に違いがあるので、幅広く見るようにしましょう。
また、応募する段階に入ると、履歴書・職務経歴書などを企業に提出する必要があるので、しっかり準備しておきましょう。
ネットで調べながら自分1人でやるのも良し、エージェントを付けて1から作成して添削してもらうのも良し。
ちなみにリクナビNEXTは「グッドポイント診断」という自己分析ツールが無料で使えるようになっています。
こういうツールを使いながら自己分析をすると、書類作成も捗るのでオススメですよ。
参考記事:【無料】グッドポイント診断が自己分析ツールとして優れてる件【口コミ・評判】

ステップ③:書類が通過したら面接日程の調整をする
求人に応募して無事に書類が通過したら、次は面接の日程調整になります。
転職サイトを介して、企業側の人事とメールでやり取りする形が基本ですね。
ここで注意点がありまして、一度決まった日程をキャンセルするのは印象が悪くなるので、基本は止めましょう。
とは言え、仕事をしながらの転職活動だと、急な仕事が増えたりすることも十分に考えられますよね…。
なので、面接時間には十分に余裕を持って日程を調整するのがベストです。
企業によっては、土日祝日も面接が受けられるように調整してくれる会社もあるので、上手く調整したいところ。
あと、書類が複数通ると、その分日程調整をする必要が出てくるので、ダブルブッキングしないように管理することも大切です。

ステップ④:実際に面接を受けに行く
日程調整をした日になったら面接を実際に受けに行きます。
面接開始時間の10分前くらいを目安に、会社に間に合うように行動しましょう。
遅刻すれば当然印象が悪くなりますし、逆に早すぎても相手に迷惑を掛けてしまうため、10分前くらいがベストです。
万が一、電車遅延があったり急な仕事が増えてしまった場合は、分かった時点で企業の担当者に一報入れるようにしましょう。
日程を再調整してくれる可能性もあるので、丁寧な対応はしておいて損はありません。
出来ることなら、会社の最寄り駅に30分前くらいに着くように調整すると良いですよ。
面接のコツなどは後述しますね。

ステップ⑤:無事に内定が出たらオファー面談を受ける
面接を受けたら、大体1~2週間以内に面接結果がメールか電話で来ます。
最終面接なんかは即日で来るパターンもあるので、一応連絡はいつでも取れるようにしておきましょう。
内定が出たらその会社に行くか、蹴って転職活動を続けるか決める訳ですが、ここでは内定を承諾すると仮定しますね。
内定が出ると次はオファー面談を設定してくれるケースが多いので、それに従って日程調整をします。
- 内定承諾書の記入
- 年収交渉の機会
- 入社日の設定
オファー面談の内容は大体こんな感じですね。
会社によっては内定承諾書は郵送で送られてくることもあるので、そこは電話でのやり取りになるでしょう。
ここまでが転職サイトを利用した際の転職活動の流れになります。

転職エージェントの利用方法|8ステップで具体的に解説!

次に転職エージェントの利用方法についてお伝えしていきます。
転職サイトとは違って、初めて利用する方にとってはハードルが高いはずなので、細かい部分も知ってもらえればなと!
なので、8ステップと少し長いですが、転職エージェントを利用する場合は参考になるので、ぜひご覧ください。
リクルートエージェント(※非公開求人が20万件以上。業界1位の安定感が売り)
マイナビエージェント(※20代・第二新卒の転職に特化。書類・面接対策が強み)
doda(デューダ)(※10万件以上の求人数。転職サイトも併設しているので同時に利用可能)
転職が初めての方にとって、転職エージェントを味方につけることは転職成功への近道ですよ!
ステップ①:個人情報を登録する
利用登録をするにあたって、個人情報を登録していきます。
転職サイトと同じ要領で登録していけばOKです。
もちろん、個人情報が今働いている会社に行くことは一切無いので、安心してくださいね。
無事に登録が終わると、その後はエージェント会社からの電話が来るのを待ちます。
大体1週間以内には連絡が来るので、いつでも連絡を取れるようにしておきましょう。

ステップ②:面談日時の調整をする
次は電話越しで面談日時を調整していきます。
エージェント会社によっては、土曜日や21時くらいまで面談してくれることもあるので、上手く調整していきましょう。
ちなみに面談の種類は2種類あって選べます。
- 担当と直接会って話す(オンライン面談も可)
- 電話越しでの面談する
ですが、絶対に顔を見れるスタイルで受けた方が良いです。
というのも、紹介して貰える求人の質がどうしても下がってしまうから。
基本的には初回の面談でカウンセリングをして、その人に合った求人を選ぶのがエージェントの仕事です。
しかし、顔も会わせずに他人の事を知ろうとするのは誰でも難しいですよね…。
結果的にミスマッチに繋がる危険性が高まるので、出来れば担当エージェントの顔を見れる形で面談を受けましょう。

ステップ③:担当エージェントと面談する
面談当日になったら担当エージェントと会って、初回面談をしていきます。
(現在はコロナ対応のため、Zoom等でオンライン面談を実施している企業も多いですよ。)
面談時間は人にもよりますが、1~2時間ぐらいの範囲内で行われます。
面談と言ってもそこまで堅苦しい感じではないので、とにかくエージェントと会話する感じでOKです。
具体的に聞かれる内容としては、
- 転職理由・退職理由
- 転職したい業界・職種
- 他社エージェントの利用有無
などなど、基本的には企業面接でも聞かれるような内容を深掘りして聞かれる感じですね!
注意点としては、聞かれたことに対しては正直に話していきましょう。
これも求人の質に関わってくるのですが、正直に話さないとエージェントもちぐはぐな求人を紹介してしまうことになるので…。
また、こちら側も疑問点や分からない部分があったらガンガン聞いていきましょう。
気になる服装ですが、スーツでも良いですし、派手目じゃなければ私服でも大丈夫ですよ。

ステップ④:非公開求人を紹介して貰う
ヒアリングが終わると、求人を紹介して貰う時間になります。
自分に合うと思った求人を選んで持ってきてくれますが、20~30社以上は普通にあるので量に圧倒されると思います。笑
エージェントが紹介する求人は「非公開求人」と呼ばれ、転職市場にあまり出回っていない求人が多いです。
余談ですが、他社エージェントや転職サイトには無い、そのエージェント会社独自の求人も存在するので、それを目当てにしている人も多いんですよ。
また、エージェント会社は独自にブラック求人をフィルタリングしていまして、掲載企業をあらかじめ審査しています。
そのため、ブラック求人はかなり減っているので、安心して選ぶことが出来るかなと。

ステップ⑤:応募したい求人を決める
紹介された求人の中から、応募したいと思った企業をピックアップしていきます。
正直、量が多すぎてじっくり選んでいる時間が無いと思うので、とにかくシビアに決めていきましょう。
応募しようか迷うくらいなら無理に応募せずに、本当に行きたいと思える会社だけにしていけば、スムーズに決めれます。
求人を選び始めると、担当エージェントもどんな求人が良いのか分かってくるので、出来れば言葉でも伝えられるのがベストですね。
また、無理にその場で応募しなくても大丈夫で、一旦自宅に持ち帰ることも可能ですよ。
中途半端な気持ちで応募しても時間を無駄にするだけなので、本当に行きたい会社に絞ることも大切です。

ステップ⑥:応募書類の作成をする
応募したい求人が決まり始めたら、次は応募書類の作成に取り掛かります。
応募書類は2種類あって、
- 履歴書
- 職務経歴書
履歴書は1人で書けますが、問題は職務経歴書なんですよね…。
しかし、転職エージェントを利用している人は全く問題ありません!
作成を1からサポートしてくれますし、添削して100%の形まで仕上げてくれるので、そのまま提出できますよ。
2~3種類くらいパターンを作っておけば、色んな業界にも使いまわせるのでオススメ!
ただ、担当によっては添削のバラツキはあるので、複数エージェントを利用して1番良い書類を厳選するのがベストかなと。
応募書類の作り込み具合で、書類選考の通過率がガラッと変わってしまうため、ここはかなり力を入れたいところです。

あとエージェントは「推薦文」を企業側に送っているので、自分で応募するよりも書類通過率が高くなるんだよね!
ステップ⑦:書類が通った企業と面接する
書類が無事に通過したら、その企業に面接を受けに行きます。
(コロナ影響でオンライン面接に切り替えている企業も多いです。)
転職サイト経由で面接を受ける場合と異なる点があって、日程調整を担当エージェントが代わりに行ってくれるんですよ。
本来なら自分が企業の人事と日程調整をしないといけないんですが、そこは完全に丸投げでOK。
エージェントに候補日を伝えておけば、あとは面接が受けられる日に調整してくれるので安心ですね。
面接のコツについては後述しますので、そちらもご覧ください。

ステップ⑧:無事に内定が出たら入社日を決定する
無事に内定が貰えたら入社日を決めていきます。
転職サイト経由の場合はオファー面談を会社に受けに行くことが多いですが、エージェント経由の場合は担当エージェントに会いに行きます。
というのも、担当の元に内定承諾書などが届くため、サインなども兼ねてもう一度会いに行く形ですね。
入社日は面接で会社側に聞かれたりしているはずですが、本当に大丈夫なのか擦り合わせをしていきます。
退職手続きもこれから行っていくので、スムーズに進んで有給消化なども含めると2~3か月くらいは掛かるのかなと。
無事に入社出来たらエージェントとのやり取りも終了になります。

転職活動の具体的なやり方を7ステップで解説!

次は転職活動の全体像を7ステップで把握していきます。
ここまで読んで頂いた方は、どういう風な方法で転職しようか考えが浮かんでいると思います。
この項では、更に分かりやすく噛み砕いていくので、一緒に転職活動の不安を取り除いていきましょう!
流れを知っておくだけでも、スムーズに効率良く転職活動が出来ますよ。
詳細を説明していきますね。
転職活動の具体的なやり方①自己分析をする
まず初めに行うべきは「自己分析」です。
これがしっかり出来ていないと、ミスマッチが起きてしまいますし、自分に合った会社を見つけることが出来ません。
- 自分の強み・弱み
- 自分に合った業界・職種
- 転職先に求める条件
こういった部分を自分の中で整理していきましょう。
また、転職活動における自己分析はツールを使うのが一般的です。
なぜなら、働きながら自分で1から考えるのは非常に大変ですし、ツールを使うとより客観的に調べることが出来るからですね。
グッドポイント診断(※無料。リクナビNEXTのサービスで8568通りの診断結果がある)
ミイダス(※無料。適性診断を受けれたり、自分の市場価値を年収に表してくれる)
- ストレングスファインダー(※約5000円。自分の強みに特化して分析してくれる海外製のツール)
自己分析ツールで有名なものを挙げてみました!
出来れば複数利用した方が、色んな角度から診断を受けられるのでかなり参考になりますよ。
自己分析に力を入れずに転職活動を成功させるのは、経験した身でもあるので言いますが、正直言って無理です。
逆を言えば、ちゃんと自己分析をしていた人は理想の働き方を転職から実現していますから、ここは力を入れましょう!
参考記事:【無料】グッドポイント診断が自己分析ツールとして優れてる件【口コミ・評判】

転職の軸をブラさないように入念にやろう!
転職活動の具体的なやり方②情報収集をする
自己分析が終わったら、次は求人を見ながらどんな会社に応募するべきか考える段階になります。
業界・職種研究はしているので、この求人に応募しても大丈夫かという情報が欲しいですよね。
会社情報なんかは調べればすぐ出るので、やっぱり一番見ておきたいのは転職先の口コミ評判じゃないでしょうか。
特にブラック企業で働いている人は、転職してまたブラック企業に入ってしまったらと考えると不安になりますよね…。
有名な口コミサイトを挙げてみましたが、どれも全て無料なので合わせて登録しておきましょう。
(ベンチャー企業などは情報が無い可能性あり。)
求人を見て応募する前にまず、これらのサイトで調べてからにした方が良いですね。
求人内容は良くても、会社自体の評判が悪いみたいなことも往々にしてあるので…。
ちょっと面倒くさいですが、これをするだけで求人をフィルタリング出来るので、ぜひやってみましょう。

転職活動の具体的なやり方③応募書類の作成(履歴書・職務経歴書)
自分の行きたい企業が分かってきたら、次は応募書類の作成に入ります。
応募書類の種類は2種類でしたね。
- 履歴書
- 職務経歴書
転職が初めての方でもネットで作成方法を調べながらやれば、作成すること自体は可能です。
しかし、そのまま提出しても書類選考に通る確率は正直低くなります。
書類選考の通過率を極限まで上げるなら、転職エージェントに添削して貰いましょう。
転職関係のプロですし、第三者の目線で見て貰うことで、今よりも書類をブラッシュアップすることが可能ですよ。
無理に使う必要はもちろんないんですが、非公開求人もあるので出来れば利用したいところです。

転職活動の具体的なやり方④求人に応募する
提出書類まで完成したら、次は求人に応募していきます。
私が転職活動で求人に応募する際に感じた点を共有しますと、
- 応募数はなるべく多い方が良い
- 微妙な求人には応募しない
- 応募する前にその会社を良く調べる
- 面接日程が決まるとキャンセルは基本出来ない
しかし、1つ注意点がありまして、転職活動はスピード勝負という点です。
良い求人は当然、他の転職者も受けるため競争率が極めて高くなります。
そうなると、店員オーバーなどで選考自体が受けれなくなる可能性もあるんですよ…。
かと言って、適当に求人応募するのはミスマッチに繋がりますし、決して良い判断とは言えません。
なるべく数を打たないといけないですが、求人をしっかり厳選することも凄く大切ですよ。

転職活動の具体的なやり方⑤企業に面接を受けに行く
書類が無事に通過したら、企業に面接を受けに行きます。
面接は1社あたり2~3回というケースが多いですね、逆に1回の会社はブラックかもしれません…。
面接は久しぶりの方も多いと思いますが、全体的に転職面接はフランクな傾向が強いですよ。
というのも、企業側も新卒でミスマッチが起きやすいのは知っているので、転職ではなるべくミスマッチが起きないように配慮しているからですね。
面接の注意点としては下記の部分を抑えればOK。
- 面接開始10分前を目安に会社に入る
- 挨拶は大きな声でしっかりとする
- 交通費は意外と掛かるので注意
割と当たり前の事ではありますが、しっかり押さえておきましょう。
また、面接で良く聞かれる質問もいくつかあるので紹介しますね。
私も実際に面接に行って8割以上の企業で聞かれたので、知っておくだけで対策できますよ。
- 転職理由について
- 志望理由について
- どんなキャリアプランを持っているか
- 志望企業を選ぶ基準について
- 他に受けている企業について
これはほとんどの会社で聞かれる定番の質問ですので、しっかり対策しておきたいところ。
また、面接に苦手意識のある人は「面接官と会話するイメージ」を持って欲しいなと思います。
私も面接は昔からかなり苦手で、質問に答えられないことも多かったんですが、この意識を持つだけで大分気持ちが楽になったのでオススメですよ。

転職活動の具体的なやり方⑥内定を獲得して承諾する
無事に面接に受かって内定を獲得したら、承諾するかどうかを迫られます!
注意点としては、就職活動と違って内定承諾までの期限に余裕が無いということ。
第二新卒とは言え、中途採用と変わりは無いので、企業側もなるべく早めに戦力が欲しいと考えているのは、どの会社も同じのようです…。
2~3日くらいで内定を承諾するかどうか決めないといけないので、面接を受ける順番も出来れば考えておいた方が良いですね!
志望度の高い会社はなるべく早めに受けてしまった方が良いでしょう。
内定承諾書の話になりますが、
- 転職エージェント経由⇒エージェントの元に届く
- 転職サイト経由・直接応募⇒企業に取りに行くor自宅に郵送で送られてくる
このような感じになっているので、それぞれ対応する必要があります。
何はともあれ、無事に内定が取れたことで、内定を承諾するにしても転職活動を続けるにしても、大きな自信に繋がりますよ!

転職活動の具体的なやり方⑦退職手続きをする
内定を承諾したら最後に、今勤めている会社へ退職の意思を伝える必要があります。
これが一番つらいと言いますか、自分も転職活動をする前から退職の事を考えてしまって、行動出来ない時期がありました…。
しかし、ここまで来たら乗り切るだけなので、最後まで突き進んでいきましょう…!!
- 直属の上司に退職の意思を伝える
- 人事を通して退職届を記入して提出
- 退職日までに引継ぎの準備
- 退職日から有給消化して次の会社の準備
退職の意思を伝えてから退職日を迎えるまでに、大体相場は2~3か月と言われています。
有給が残っている場合は消化することも考えると、プラス1か月くらいは更に掛かる計算ですね。
しかし、引き留めなどがあってスムーズに進まない場合はもっと時間が掛かるので注意しましょう。
もし、会社があまりにもブラックで退職拒否をされるようなら「退職代行サービス」を利用するのも1つの手です。
退職代行EXIT(※料金50,000円、累計2500人以上の退職サポート実績あり)
- 退職代行NEXT
(※料金30,000円、全国即日対応、LINE相談も無料で可能)
退職代行Jobs(ジョブズ)(※料金29,800円、退職出来ない場合は全額返金保証付き)
料金が発生しますが、退職手続きを全て代行してくれて、上司に顔を1度も会わさずに会社を辞めることが出来ますよ。
基本的には自分の口で退職は伝えるべきだとは思いますが、どうしてもブラックすぎて無理だという方は検討してみて下さい。

だけど、会社を辞められないということは100%あり得ないので、転職することを伝えて辞めましょう!
転職活動の面接が受からない人の特徴3つ

転職の面接が受からない人には共通点が存在します。
私自身、転職活動で非常に苦戦して2周しているので、その時の経験を参考に3つほど挙げてみました。
- 転職理由が他責思考になっている
- 企業目線で自分のアピールが出来ていない
- 転職したい業界や職種がブレている
それぞれ詳しく説明していきますね。
転職面接が受からない人の特徴①転職理由が他責思考になっている
転職理由が他責思考になっている人は、面接では絶対に受かることが出来ません…。
何故なら、うちの会社に入社しても会社や他人のせいにしてしまう人なんだなと、面接官に思われてしまうから。
他責思考の人が職場に居たらやっぱり嫌ですよね、その気持ちと全く同じことなんですよ。
また、もう一つ恐い点があって、他責思考は強く意識していないと、面接でポロっと無意識に出てしまうことがあるんです…。
なので、転職理由に関してはどの会社でも聞かれるので、他責思考にならないように入念に練っておく必要がありますね。

愚痴みたいな感じにならないように常に意識しよう!
転職面接が受からない人の特徴②企業目線で自分のアピールが出来ていない
企業側の目線に立って考えることが出来ない人は面接に中々受かりません。
新卒の場合は1から会社が育てる前提で採用しますが、中途採用の場合は最低限のビジネスマナーやスキルを持っていると判断されます。
その為、たとえ第二新卒であっても、企業側が雇うメリットというのを何かしらアピールしないといけません。
「この人はうちの会社でも成果を上げてくれるだろうか…?」
こんな風に面接官は考えているので、不安を取り除けるようなアピールがすることが大切です。
自分を雇うメリットは一体何なのか、こちらも合わせて明確にしておきましょう。

自分は会社に何を貢献できるのか、会社目線で考えることは凄く大切!
転職面接が受からない人の特徴③転職したい業界や職種がブレている
転職活動で内定が貰えない人は、総じて色んな業界や職種を受けている傾向にあります。
選択肢を多く持つことは大切ですが、それは応募する求人数の話であって、業界や職種は出来るだけ1つに絞りましょう。
そうでないと、書類の内容や面接対策も応募する業界や職種ごとに変えないといけないので、返って大変になります…。
ただでさえ仕事で忙しい中、転職活動しているので、出来るだけ効率良く絞って受けるというのは凄く大切ですよ。

受けたい業界や職種がブレると、面接での発言もブレやすくなるから注意!
面接合格率を1%でも上げるためのコツ3つ

面接の合格率を1%でも上げるためのコツは3つあります。
- 質問は結論から必ず答える
- 自己分析や業界研究を入念に行う
- 面接は会話だと思いながら望む
どれも当たり前の事のように見えますが、同時にいつの間にか抜けている項目でもあります。
面接は小手先のテクニックではなく、とにかく基礎をしっかり固めることが大切ですよ。
1つずつ見ていきましょう。
面接合格率を上げるためのコツ①質問は結論から必ず答える
面接では結論ファーストを常に意識していきましょう!
- 面接官が聞きたい事を1番最初に伝えるため
- 何を言っているのか分からない状態を防ぐため
- 面接官に自分を論理的に見せるため
結論ファーストを徹底しなければならない理由は上記の3つです。
「結論⇒理由⇒具体例⇒結論」
この順番通りに話すことを意識するだけで、面接は劇的に変わるので、苦手意識のある方はぜひ試してみてください。

普段の生活でも質問されたら、答えから返してあげると相手も分かりやすいよね!
面接合格率を上げるためのコツ②自己分析や業界研究を入念に行う
自己分析や業界研究をもうこれでもか、というくらい徹底して行うことが面接合格率アップの秘訣です。
自分の強み弱みをしっかり理解してアピールできる人は、面接官に欲しいと思って貰えますよ。
また、業界ならではの質問も、企業によっては聞かれるケースは結構ありますから、意欲を示す意味でも業界研究は欠かせません。
逆を言うと、自己分析や業界研究が甘いと、1次面接は通過出来たとしても最終面接は難しいかなと。
最終面接は役員クラスや社長が出てくる場合が多いため、付け焼刃の対策ではすぐに見破られます。
グッドポイント診断(※無料。リクナビNEXTのサービスで8568通りの診断結果がある)
ミイダス(※無料。適性診断を受けれたり、自分の市場価値を年収に表してくれる)
- ストレングスファインダー(※約5000円。自分の強みに特化して分析してくれる海外製のツール)
自己分析や業界研究が1人では出来ない、仕事が忙しくて時間が無い、という方はツールを活用しながらやってみましょう。
面接通過率もグンと上がりますし、何より自信持って面接に臨めるようになりますよ。

自己分析は本当に大事だから、自分が納得できるまでやろう!
面接合格率を上げるためのコツ③面接は会話だと思いながら臨む
面接は「面接官との会話」だと思いながら望むことが何よりも大切です。
面接をして頂いている方も、言ってしまえば人間な訳ですから、自分と合いそうな人を選ぶのは事実。
どれだけスキルを持っていようが、どれだけ前職で成果を上げてきた人であろうが、最終的には相性で決めることも多くありません。
ということは、面接の評価対象にコミュニケーション力が入っている、というのはおかしいことではありませんよね。
もちろん、面接を受けに行く自分が1番緊張していますが、面接官も意外と緊張しているものですよ。
お互い緊張している中でも、リラックスして自分をさらけ出すことが出来る人は、面接通過率も良くなる傾向にあります。
会話はキャッチボールとはよく言いますが、まさにその通りなので、会話が弾むような面接をするように心掛けてみましょう。

相手の気持ちを考えて発言することが出来れば、結果的に内定も近づくよ!
【Q&A】初めての転職活動でありがちな疑問と回答を紹介!

初めての転職活動って、やっぱり色んな悩みだったり疑問があると思うんですよね…。
自分の将来を決める1大イベントですからね、色んな疑問があって当然だと思います。
私も転職活動をする時は色んな事を考えていたので、皆さんと全く同じ気持ちでした。
そこで、当時感じた疑問についてQ&A方式で回答していきたいと思います!
他にもあれば、追記していこうと思うので、気になることがあればぜひ教えてくださいね。
まとめ:20代の転職は大きなチャンス!勇気を持って一歩踏み出そう!

20代で初めての転職活動は色んな事を考えて悩むと思います、私もどうすれば良いのか分からなかったので…。
しかし、転職した今感じることとしては、色んな選択肢を実現を出来るのは大きなチャンスだと思います…!
転職しようか悩んでいる人は、ぜひ勇気を持って1歩踏み出して欲しいなと。
「自分の人生は自分で舵を取る」
このブログのモットーでもありますが、自分で選んだ人生なら後ろを振り向かずに走れますよ。
もし何か分からないことがあれば、私が答えられる範囲内であればお答えしますので、気軽にご連絡いただければ幸いです!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
転職が初めての人が感じる疑問