「営業ノルマがきつくて、仕事が毎日つらい…。」
「そもそも予算が高すぎるのに、達成しないと上司に詰められるし…。」
「ノルマなんて無視したいんだけど、無視したらどうなるか分からないから怖い…。」
営業職の人は毎月のノルマで月末はヒーヒー言いながら数字を詰めているんじゃないでしょうか。
実際のところ、 簡単に達成できる目標数字なんて無いからめっちゃ消耗しますよね…。
あわよくば無視して毎月楽に仕事をしたいけど、上司がうるさいから嫌々やってるし、
仮に数字をやらなくなったら会社をクビになるんじゃないかと心配している人も多いでしょう。
ですが安心してください、営業ノルマを無視しても会社をクビにはなりませんから。
- 営業ノルマを無視しても問題ない理由
- 営業ノルマを無視する具体的な方法
- 勤めるべき良い会社とダメな会社の違い
- それでも営業ノルマがきついならどうする?

私が3年間営業職だった経験をもとに、
「営業ノルマを無視しても問題ない理由と具体的に無視する方法」
をお伝えしたいと思います。
営業の本質を知ることで、仕事に対する考え方も楽になり、毎日の仕事も苦じゃなくなりますよ!

という方はぜひ、一旦最後までご覧ください。
目次
【安心】営業ノルマを無視しても問題なし⇒クビになることは無いから

本質的には営業ノルマを無視しても問題ありません。
ちゃんと仕事することは前提ですが、ノルマ未達成でも会社をクビになることは無いからです。
それは法律からも証明することが出来るんですが、
- 普通解雇
- 整理解雇
- 懲戒解雇
引用:弁護士法人たくみ法律事務所より
解雇には数種類あるんですが、仕事をしないという理由で社員をクビにするなら「普通解雇」に当たります。
しかし、会社が社員を普通解雇するためには、それなりの条件が揃っていないと無理です。
(※業務成績が著しく悪い、経歴詐称していたなど)
その為、全く仕事しない人に関しては論外ですが、それなりに仕事しているなら営業ノルマが未達成でもクビにはならないということ。
あまりにも無謀で高すぎる目標数字に関しては、多少無視しても問題ありませんよ。
営業マンの3分の2は仕事をサボっている?!

引用:しらべぇより
営業マンの3分の2は外回り中に仕事をサボったことがある、という調査結果が出ています。
何となく分かる気もしますが、カフェで休憩している人もいれば、パチンコ屋に営業車が止まってたりすることもありますよね…。笑
営業自体は大変な仕事ですが、外出時間も他の職種に比べれば多いので、上手く息抜きしている人が多いようです。
時間を上手く活用して、上手にサボることが出来る人は営業の仕事に適性があるのかもしれません。
真面目に仕事していると見せかけて、裏ではめっちゃサボってました、みたいな人が伸びていく印象は少なからずありますね。
関連記事:≫仕事をサボる人が優秀である本当の理由とは?【効率アップ】
しかし、部署異動などは可能性がある
部署異動に関してはもしかしたら可能性があります。
ノルマがあまりにも達成できないから営業は向いてない、と上から判断されて他の部署に異動したり。
窓際部署になったりしたら確実に出世コースからは外れるので、ノルマ無視をするならそこは覚悟しておく必要があります。
また、金融系とか一部の業界では左遷や強制転勤とかも考えられるので、自分のキャリアが伸びなく危険性も捨てきれません。
クビにはならないけど、その会社で無理に営業を続けることで考えられるリスクは残ります。
営業ノルマを無視する具体的な方法3選!

営業ノルマを無視する方法は大きく分けて3つあります。
- 月末付近だけやる気を見せる
- ひたすら上司に媚びを売る
- ノルマを一緒にサボれる同僚を作る
営業がつらいと感じている人の特徴としては真面目過ぎる人が多い印象です。
責任感を持って仕事をするのは大切ですが、精神的に追い込んでまで仕事をする必要はありませんよ。
自分を上手にコントロール出来るようになって、仕事の成果も少しずつ上げていきましょう!
営業ノルマを無視する方法①月末付近だけやる気を見せる
月末付近だけやる気を出して、仕事をしっかりやっている風を装うのは効果的だったりします。
月末は数字を一気に詰めることが多いですよね。
最後の1週間だけ真面目に仕事して上司にやる気を見せておけば、サボっているわけではないんだなというのを見せることが出来ます。
結果的にノルマ達成できていなくても見逃してもらえるケースがあるので、明らかに無茶な数字だと分かった時点で調整に走るのはアリです。
もちろん、達成出来そうな時は踏ん張ってみて欲しいですし、そこは臨機応変に対応していきましょう!
営業ノルマを無視する方法②ひたすら上司に媚びを売る
営業ノルマを無視するのが恐い理由って上司が原因だったりしますよね。
ですが、上司に普段から媚びを売れる人は結果的にノルマからも上手く逃げている人が多いですね。
上司から見ても、自分の事を立ててくれる部下にそんな怒りたくないじゃないですか。
人間である以上は感情移入してしまうので、そこを上手く突く方法です。
社内の人間関係はこういう意味でもやっぱり大事ですね。
営業ノルマを無視する方法③ノルマを一緒にサボれる同僚を作る
自分と同じくらいの成績の人と仲良くしておくのも、割と重要だったりします。
お互い予算まで届かなそうだと分かった時点で、足並み揃えて未達成にすれば仲間が増えますし。
1人だけ数字いきませんでしたみたいな感じだとかなり目立つので、同じ仲間を増やすことで気持ちがかなり楽になりますね!
上司もノルマ未達成の人が多いと対応に困るはずなので、数の力を上手く活用すればノルマから上手く逃れることが出来ますよ。
良い会社は”ノルマ”ではなく”目標”で社員を動かす

しかし、良い会社と言うのは社員を“ノルマ”ではなくて“目標”で動かすんですよ。
これは経営者の考え方にもよりますが、営業のさせ方も会社によって全く違います。
というのも、ノルマって響きはみんな嫌いだというのを分かっている経営者は、
ノルマと言う表現じゃなくて目標という形で仕事をさせるんです。
目標って聞くとノルマよりはなんとなく簡単な気がしませんか?
良い会社の特徴として、
- 社員がノルマに縛られずに仕事している
- 目標達成でご褒美を与えたりしている
- 社員のモチベーション維持が上手い
ノルマを押し付ける場合よりも結果的に数字を上げてくれたりするので、
こっちの方が経営的にも良いというのが分かってる会社は社員に目標を与えます。
ノルマで動かす会社は数字しか見てない

一方でノルマがあまりにもきつかったりとか、社員のやる気が出ないような経営をしている会社が多いのも事実としてあります。
そういう会社は数字だけしか見ていないことが多く、社員の事はどうでも良かったりするんですよね。
要するに経営者にとって社員とは、
「替えのきく使い捨て要員」
という意味合いでしかないんです。
ノルマで人を動かそうとすると社員と会社の関係性はどんどん悪くなり、
最終的には人手不足になったりとか現場がめちゃくちゃなことになったり。
特に営業の場合は数字のしわ寄せが全部来るので、ヒーヒー言いながら仕事しているケースも多いです。
とにかくブラック要素しか生まないので、そういう会社で仕事するのは辞めるべきだなと。
仮にノルマを達成しても大して恩恵が無いですし、個人的には頑張っても報われないので。
営業がきついと思っている人は会社を疑ってみることも必要かもしれません。
営業にノルマがあるのは仕方ないって話

とは言え、
「ノルマが無くなればいいのにな…。」
というのは話が変わってきてしまいます。
株式会社は利益を出さないと倒産してしまいますし、もともと数字ありきの世界ですからね。
経営者は数字を上げないと株主から嫌われてしまいますから、
株主に答えるためにも社員にしっかり仕事して貰いたいと思っています。
特に営業というのは、目に見える形で数字を上げるのが本来の仕事なので、
ノルマが課せられるのは普通に考えたら当たり前なんですよね。
営業以外の仕事でもノルマまではいきませんが、それなりに数字があったりするのでそこは達成させていかないといけません。
「数字を達成することが結果的に自分の給料に反映されている」
というのは認識しておく必要があります。
まとめ:ノルマを強く主張しているのは”良い会社”とは言えない

営業ノルマを無視しても会社をクビになることはないので大丈夫ですが、
部署異動とか強制転勤とかのリスクは避けられないのでそこは考えておく必要があります。
しかし、そもそも論ですが、ノルマと言うのを全面的に強く主張する会社は良い会社とは言えません。
社員のモチベーション維持が上手い良い会社は、社員にノルマではなくて目標を与えますから。
結果的にそっちの方が成果を上げるケースが多いことを経営者が分かっているからですね。
ノルマを無視する方法もありますが、本質的には働きづらい環境は変わらないので、
今の会社よりも良い会社を目指してみるのも選択肢としては有りだと思います。
とは言え、営業も楽しい仕事ではあるので、上手く数字と付き合って良ければ一番良いのかなと。
これからの仕事が上手くいくように願っています。