
かと言って知らないまま仕事を始めて、
「やっぱり自分には合わなかった…。」
となるのはやっぱり避けたいですよね。
この記事は、私自身が3年間工場で働いた経験から書いていますが、
工場勤務に向いてる人・向いてない人の特徴を誰にでも分かりやすく簡単にまとめました。
全部読み切った頃には自分が工場で働いていけるかどうか判断できますよ!
ぜひ最後までご覧ください!
目次
工場勤務が向いている人の特徴6つ

工場勤務が向いている人の特徴として大きく6つあります!
- 黙々と仕事に取り組みたい
- 責任感とやりがいはいらない
- シフト制で働きたい
- ルーティンワークを好む
- 身長が低い
- 対人関係に苦手意識がある
1つずつ見ていきましょう。
黙々と仕事に打ち込みたい
1つの仕事を黙々とやり遂げたいと考えている人に工場勤務はオススメです。
ライン作業は周りとの会話もそんなに無いので、基本1人で黙々と作業することになります。
オフィスワークだと周りに同僚がいて話すタイミングもありますが、
仕事だけに集中して取り組みたいなら工場での仕事は、環境としてはかなりピッタリですよ。
責任感とやりがいはいらない
仕事に対して責任感とやりがいを求めない人は工場勤務をするのに適した考え方をしています。
正直なところ、ライン作業自体かなり細分化された仕事なので、責任感ややりがいを見出すのが難しいです。
なので、仕事内容とかはそこまで気にせずに、淡々と1日中働き続けられるかどうかの方が大切ですね。
責任感ややりがいが全く無いわけではないですが、普通の仕事と比べると減ってしまうかなと思うので、
工場の仕事に対してどういう風に向き合えるかが大切です。
シフト制で働きたい
工場勤務は基本的にシフト制で働くので、シフト制で働きたい人にはピッタリです。
決まったスケジュールで働きたい場合は工場内では働けないので、他の仕事を見つけた方が良いかなと。
シフト制について詳しくは、
【連休】シフト制と土日休みのメリット・デメリットを徹底比較!
で紹介しているので、参考までにご覧ください。
ルーティンワークを好む
淡々と同じ作業をこなしたいという人は向いています。
ライン作業は基本的に同じ作業の繰り返しです。
それも小さな作業なので、神経を使うことが多いです。
となると、同じことを繰り返すルーティンワークが良いという人にはもってこいの仕事となります。
慣れてくると、頭で考えなくても身体が勝手に動く状態になるので、非常に楽なんですよね!
頭を使いすぎるとそれなりに疲労が溜まるけど、ライン作業だと疲れないという人も作業場には多くいました!
身長が低い
身長が低い人は工場勤務に向いています!
というのは、ベルトコンベアーは女性向けにサイズが作られているので、
身長が高すぎる人が作業すると足腰を痛めてしまう可能性があります。
私の場合はラインが低すぎて、場所によっては腰をかがめながら作業する場面もありました。
そうすると、知らぬ間に身体へ余計な負荷がかかってしまうんですよね。
やっぱり周囲を見てみると、女性の方や身長が高くない人が多いようにも見えました。
身体へのストレスフリーで働ける状態はかなり強いと思います。
対人関係に苦手意識がある
対人関係をあんまり気にしたくない人には工場勤務はピッタリです。
工場勤務では、ラインに入ったら一人の作業になるのであんまり他の人と会話することがありません。
会話する場面を挙げるとすれば、事務所にいる時間帯ですかね。
待機時間や休憩時間ぐらいのもので、作業中に話すことはあんまり無いと思います。
「無理にコミュニケーションを取ろうとして疲れてしまう」
みたいな状況はストレスに繋がるのであまり良くありません。
対人関係で無理をしなくてもいいような職場は工場勤務には多いです。
工場勤務が向いてない人の特徴6つ

工場勤務が向いてない人の特徴も6つほどあります。
- 責任感とやりがいを求める
- 色んな仕事を経験したい
- 身体をそこまで動かしたくない
- 同じことの繰り返しが苦手な人
- 成果や報酬が目に見える形で大きな仕事をしたい人
- キャリアアップを考えている人
これから工場勤務したいと考えている人ちゃんと考えてからにしましょう。
責任感とやりがいを求める
仕事に対して責任感とやりがいを求める人は工場で働かない方が良いです。
向いてる人の思考の逆になるので詳細は割愛しますが、
製造業は1つの工程に対して、責任感とやりがいがどうしても少なくなりがちなので、
働いてみたら物足りないと感じてしまうかもしれません。
大きな仕事をしてみたいというのであれば、工場以外の仕事をオススメします。
色んな仕事を経験したい
色んな仕事を経験したいと考えている人にも工場勤務は向いていません。
仕事の種類は決して少なくないですが、基本的には1つの持ち場を任されるので、
そこのプロになるという意味合いが強いことが多いです。
正社員の場合は、部署移動も数年単位が普通なので、
新しい仕事が出来るようになるまで気の遠くなる時間が掛かることも…。
身体をあんまり動かしたくない
ライン作業は軽作業も多いですが基本的には体力仕事。
4時間立ちっぱなしとか普通にあるので、オフィスワークと違って身体は結構きついはずです。
「ライン作業って楽だよね!」
と思って仕事したら、普通にきつくて辞めたくなったっていう人も多いので、
体力仕事でも大丈夫な人でないと続けられないでしょう。
同じことの繰り返しが苦手な人
ずっと同じ作業を続けるのが嫌いな人には工場勤務は向かないかもしれません。
ルーティンワークだと変化があまり無いので、飽きてしまうという人も多くいます。
私も同じ作業を続けるのは苦手なタイプで、ライン作業も途中で集中が切れてしまうことが多かったです。
配置が変わって作業内容が変わっても、少し慣れたらそこから2時間くらい同じことを繰り返すので、
工場勤務をするにあたってそういう場面に慣れないといけません。
成果や報酬が目に見える形で大きな仕事をしたい人
工場勤務は安定していると一般的には考えられていますが、
その分、大きな仕事というのが出来ないデメリットもあります。
成果や報酬などのインセンティブも一切出ませんし、
自分の目に見える形でやりがいのある大きな仕事がしたいという方には向いていないでしょう。
自分で積極的に仕事をこなしたいという場合は、ライン作業では叶えられないことが殆どです。
キャリアアップを考えている人
キャリアアップを考えているなら工場勤務はあんまりオススメしません。
何故なら、数年働いた程度では待遇があんまり変わらないからです。
給料は安定して普通以上の水準で貰えることが多いですが、
昇給や出世に関しては非常に緩やかなスピードで進んでいきます。
そうなると、待遇があんまり変わらないことをキッカケに、
- 「やりがいがない」
- 「モチベーションが上がらない」
長年勤めるのを決めているのであれば耐えられるかもしれませんが、
そうでない場合は自分のキャリアを考え直す必要もあるかもしれません。
工場勤務の給料に関しては、
【年収300万】工場勤務の給料は上がらない?終身雇用の闇について
に書いているので、参考までにどうぞ。
工場勤務は頭がおかしい人が多いって本当…?

工場勤務には頭がおかしい人が多いっていうのは、風邪のうわさで聞いたことがあると思います。
実際のところ、普通の仕事よりも多いのは事実としてありますね。
何故なら、職人気質な人が多いからです。
特にライン作業の場合は手作業なことも多く、変にプライドが高い人が多かったですね…。
現場によって雰囲気も全然違うので一概には言えませんが、ハズレの現場は結構な確率で頭のおかしい人はいます。
とは言っても、自分の経験では全体で言えば1割もいなかったので、よっぽどハズレの現場に限ります。
普通の人が大多数なので、そこまで気にする必要はないかなと。
「人間関係がどうしても気になる…。」
という人は、入社する前に出来るだけ現場を見せて貰ってからにした方が良いですね。
面接の際に人事に交渉すれば普通に見せて貰えたりするので、どうしても気になる方は聞いてみて下さい。
あとは、自分が配属になる部署をしっかり聞いておくこと。
仕事内容で何となく想像できる部分もあるので。
どんな仕事でもそうですが、入社を決める前に出来るだけ調べておいた方が後々後悔しないですよ。
まとめ:工場勤務は向き不向きあるので慎重に判断した方が良い

工場勤務は仕事内容から勤務時間までオフィスワークのような内勤とは違うことが多いので、
始める前に慎重に選ぶことをオススメします!
入社した後で、
「やっぱり自分には向いてなかった…!」
とならないように注意しましょう。
とは言っても、実際にやってみないと分からないことも多いのは事実。
この記事は参考程度に、自分が本当にやりたいと思ったことをやるのが楽しいし長続きしますから、
長期的な目線で仕事も選んでいきましょう!
あなたの社会人生活がこれからも幸有りますように。
自分の性格的に結構向いてると思うんだけどな…。