社会人も3年目くらいになると、周りの同僚は結構辞めていくからちょっと焦りますよね。
どうも、かじうし(@kajitoriushi)です!
今回は、
「社会人3年目で辞めたいと考える人に伝えておきたい5つの事」
というテーマで記事を書いていきます。
- 会社を辞める前に知っておくべきこと
- 大卒・高卒社員の離職率
- 転職は1つの手段
転職しようとする前に一回考えて欲しいことがあります。
目次
新卒3年目で会社を辞める前にあらかじめ伝えたい事5つ

ちょうど今の会社を3年ぐらい勤めていて、ここから転職しようか考えている人に伝えたいことが5つあります。
転職してから後悔するパターンを結構見てきたので、転職後のことを先に知っておくべきだと思うからです。
- 転職したら終わりではない
- 安定・安泰と言う言葉は無い
- 人間関係の問題はどの会社でもある
- 第二新卒でも経験者で見られること多数
- 転職した人と言うレッテルが貼られる
少し厳しめに書いてますがリアルな現実なので、転職する際は注意してください。
それでは1つずつ見ていきましょう。
転職したら終わりではない
転職したら人生がゴールできると考えている人多すぎませんか?
ハッキリ言ってそんなことは100%ありません。
むしろ、転職したら新しく人生がスタートするくらいの気持ちでいないと、転職は失敗します。
若手で転職する多くの人が、
「ブラック企業から早く抜け出したい」
と思っているのは分かってます。
ですが、ブラック企業の定義って人それぞれですし、次の会社ももしかしたらブラック企業の可能性もありますよね。
甘い気持ちで転職すると、絶対に上手くいきません。
安定・安泰と言う言葉は無い
この2語って凄いパワーワードなんですが、日本国に安定・安泰は存在しませんよ?
だって、終身雇用も年功序列も全て無くなっているんですから。
会社員のメリットはこの2つの制度があってこそのものでした。
しかし、経団連・中西会長(日立製作所会長)が、
「終身雇用は制度疲労を起こしている。」
引用:朝日新聞より
という発言をしましたよね。
これがきっかけで日本経済全体がヤバいという事が分かり、一般の人々にも知れてきました。
話は戻って、東証一部上場の良い会社に入れたら安定すると思う人が多すぎです。
日本にいる以上は、どの会社に居ても安定・安泰はなくなっています。
人間関係の問題はどの会社でもある
人間関係が辛いから辞める人も多いですが、転職先の人間関係なんて入社してからじゃないと分からないですよ?
今の環境から抜け出せば、人間関係が良くなると思っている人は考えをあらためた方が良いです。
今の会社で出来る最善の事は尽くしましたか?
部署異動や転勤なんかも考慮しましたか?
それでも人間関係が良くならないというのであれば、転職しても良いです。
ですが、聞いてないなら先にそっちを確認すべきだと思いますよ。
第二新卒でも経験者で見られること多数
社会人3年未満で早期退職する人を第二新卒と呼んだりします。
ですが、結局はちょっと毛の生えた中途社員となんら変わりません。
むしろ中途扱いなので、新卒の時のようにゆっくり丁寧に業務を教えて貰えることは無いと思ってください。
ここの理解が間違っていると、転職してから大変つらい思いをする羽目になるので、先にお伝えしておきます。
自分から積極的に学んで成長する姿勢は、どの会社でも求められますよ。
転職した人と言うレッテルが貼られる
これはどの会社に行ってもそうかもしれません。
転職が当たり前の世の中になってきているので、以前よりは減りました。
しかし、職場によってはそう思われることもあります。
中途の人が多くいる職場ならあまり無いですが、新卒社員が多く在籍している会社だと、思われる可能性が十分にありますね。
レッテルが貼られるかもしれないという部分も考慮して転職しないといけません。
転職して勤める会社を変える行為は1つの手段

会社を辞めようとする前に考えるべきは、
「転職する以外にも選択肢はあるよ」
ということなんです。
もちろん、あまりにもブラック企業に勤めていて、今にも身体を壊すような状態だったらさっさと辞めないとダメですよ?
転職以外にも、
- 自分のやりたい仕事が出来るように部署異動願を出す
- 上司には話せないから人事に相談してみる
- 転職エージェントのような第三者に相談する
これらを全部試してダメだったら転職して欲しいんですよ。
何故なら、会社を変えることは人生が大きく変わることと同じ意味だから。
中途半端な気持ちで転職しても絶対に成功しません。
本当に覚悟を決めてやり切った後に、残った選択肢が「転職」ってパターンなら、自分自身も納得出来ると思います。
「周囲が転職し始めたから」
みたいな軽い気持ちで転職しないように、社会人3年目で転職した私がお伝えします。
3年目以内の大卒離職率は3割
厚生労働省の資料によると、大学卒業して会社に入社してから3年以内に辞める人の割合は約3割!
3人に1人ぐらいの確率で会社を辞めているんだから驚きですよね。
長いスパンで見れば、10年以内に辞める人は2人に1人にもなるそうです。
こういった事実を見ると、最初に入った会社がいかにミスマッチを起こしているかが良く分かります。
転職することが決めているなら、2社目はミスマッチの無いように慎重に選んでいきたいところ。
高卒離職率は4割以上!?
高卒の社員に至っては、4割以上の割合で3年以内に離職している模様!
就職活動のやり方が大卒の場合と違ったりするので、恐らくそれが関係しているのかなと。
最初に入った会社が自分に合っていれば、こういう数字にはならないと思うんですけどね…。
この数字は年々増加しているので、会社を早期で辞めること自体が当たり前になってきています。
転職したら全てが上手くいくなんてことはない

会社を辞めて転職したからと言って、全てが上手くいくなんてことは絶対にありません。
自分では良かれと思っていても、入社してみたら思っていたのと全然違ったなんてことも普通にあります。
なので、
「転職すれば不安が全て解消される!」
といった考えは持たないようにしてください。
仮に自分の考えと違っていた場合、またすぐに転職を繰り返すなんてことにもなりかねないので。
入社してみないと分からないことは多い
実際に入社してからでないと分からないことは多々あります。
例えば、
- 社内の雰囲気
- 人間関係
- 有給の正確な利用率
などなど、あらかじめ予測することが難しいものが多いです。
しかし、転職エージェントを使えば、そういった事情を嘘偽りなく知ることが出来ます。
転職エージェントのビジネスモデルを考えれば分かるんですが、彼らのミッションは、
「求職者と企業側の適切なマッチング」
求職者と企業を結ぶことで報酬を貰える形になっているんですよ。
万が一、転職した人が6ヵ月以内に辞めてしまった場合、企業から貰った報酬を返還することになっています。
なので、転職する際はエージェント経由で応募するのが得です。
転職サイトよりも公平で正確な情報が貰えるので。
無料で転職相談も行っているので、使わないと損だなと私は思いました。
別記事でエージェントを利用した経験談も書いているので、そちらも見てみて下さい。
面接の時点であらかじめ入念に確認しよう
面接の段階で自分の知りたいことは事前に質問して解消してください。
そうすることでミスマッチを更に防ぐことが出来ます。
ちなみに私は仕事内容の詳細や労働環境の実態など、全部包み隠さず質問していました!
特に労働環境の部分は一般的に聞くのはタブーだと言われていますが、聞いた方が良いですよ。
この質問をしてはぐらかすような会社なら、内定貰っても入社しない方が良いです。
労働環境を聞いて落とすような会社は、自信が無いことを認めてるようなものですから。
ブラック企業だったら、この質問をしたら基本落とされますw
私が入社した会社は、質問に全部答えてくれて、なおかつ選考も通りました。
だから安心して入社できたっていうのはありますね。入社してからも気になる点はありません!
まとめ:会社を辞める前に一旦立ち止まって!

会社を辞める決断は人生を変えるくらい大きいことです。
なるべく慎重に検討してください。
転職してからすぐに辞めてしまっては、本当に意味が無いので。
転職活動自体もなかなかハードなので、時間もかなり使います。
だからこそ、一旦立ち止まって今の会社の事を考えてみて欲しいんです。
本当に辞めなければいけない理由があるのかどうか。
転職は1つの手段でしかありません。
自分の目的が今の会社では叶えられないというのなら転職すべきですし、そうでなければ残るのも手です。
人生は長いですから、キャリアプランを考えた時に一番最適なルートを通っていきましょう。